アリエナイザー日記（旧）

高次元捕食体ボガールモンス登場

ボガールモンスを爆破しようとするツルギに発砲するリュウ。
リュウに向かうそのときセリザワの意識がツルギに甦ったごたる。
一瞬動きを止めるツルギ。
その隙にボガールモンスのビリビリ攻撃を受けるツルギ。
ツルギを救うため、ボガールモンスに立ち向かうメビウス。
攻撃を受けたボガールモンスは亜空間に消えてしもうた。

助けたメビウスの前で悪態をつくツルギ。
ばってんミライの熱血説得に夕陽を見ながら呟くツルギ。

「美しいなあ。セリザワとはどんな人間だったんだ？」
「え？」
「アイハラ・リュウと対するとこの人間の記憶が俺の中に流れ込んでくる。」
「大切な人だったんだ。リュウさんにとって。セリザワ隊長は。」
「そうだろうな。俺が捨てたはずの感情が一瞬甦った。」
「ツルギ･･･。」
「しかし、復讐は果たす。どんなことをしても。」
「ツルギ！」
『捨てられるはずはない。その感情が優しさであるのなら。』

ボガール殲滅作戦が計画されていた。

重要作戦なのでミサキ女史が直接お出まし。
無人島にボガールモンスを閉じこめ爆発させようという作戦。
磁場フィールドで閉じこめ１２００ミリシンクロトロン砲で叩くちゅうこつ。
ＧＵＹＳオーシャンが主導でＧＵＹＳジャパンはサポート。
「ちょっと待って下さい。メビウスが現れた場合はどうするんですか？」
「ツルギもな。ヤツはきっと現れる。」
「なにか対策は？」
「ないわ･･･。」
「ないってそんな！」
「メビウスを犠牲にしてもいいっていうんですか？」
「今は人類の危機の解消が優先されるの。」
無言で立ち去るリュウ。沈むＧＵＹＳの面々。
切り出したのはやはりサコミズ隊長。
「さ、どうしようか？」
「どうするって･･･。」
「今回我々は作戦のサポートを担当するわけだ。･･･ね？」
「はぁ･･･。」
「希望を探すこともサポートのひとつ･･･でしょ？」
「希望･･･。」口々に呟くＧＵＹＳの面々。
ミサキを見つめるサコミズ隊長。微笑んで頷くミサキ。

ツルギは俺が倒すというリュウ。
重荷を背負うことになると止めるミライ。
一方、「希望」を探す作業で大忙しのジョージ・マリナ・コノミ・テッペイ。
ジョージに毛布を掛けるマリナ。
マリナに毛布を掛けるコノミ。
そのコノミも居眠り。
お疲れのテッペイにコーヒーを差し出すサコミズ隊長。
『ボガールを倒し、そしてこの星を傷つけない方法は他にはない。』
「ボガール、ボクはここだ。いつでもこいっ！」

ＧＵＹＳジャパンとしての作戦を説明するテッペイ。
キャプチャーキューブを使ってメビウスとツルギを救出するんじゃ。
「ほら、泣くわよ。」マリナにいわれてハンカチを差し出すコノミ。
「ばか、泣かねぇよ。･･･でも、ありがとう。」
みんなの思いやりに感激するリュウ。

作戦名は『Ｐｒｉｄｅ　ｏｆ　ＧＵＹＳ』

「ボガールが出現しました！」
フェニックスネストに接近中。ミライはガンウィンガーで誘導する。
「ついてこい！決着をつけよう。」

無事（？）無人島に到着。ボガールを包み込む磁場フィールド。
その中に飛び込んだミライ。そして、ツルギも現れた。
「磁場で閉じこめるとは考えたな。」
「ツルギ！」
「これなら気兼ねなくヤツを破壊できる。」
１２００ミリシンクロトロン砲が発射された。ばってん通用せん。
「メビウス、力を貸してくれ。　俺の身体は限界にきている。お前の助けが必要だ。」
「言ったはずだ。ボクたちはウルトラマンだと。それにボクの仲間たちもついている。
　･･･必ず勝つ！」

変身ポーズをとるセリザワとミライ。二人のブレスが現れる。
「メビウースッ！」ダブル・ウルトラマンの変身！
ついに実現したメビウスとツルギの共闘。
メビウスキィーック！ボガールモンスの顔面にヒット！
ボガールモンスを翻弄する二人の軌跡が∞に。
そして、とどめ！ダブルシュートがボガールモンスに命中！
爆発に包まれるボガールモンス。
崩れ落ちたボガールを前に顔を見合わせる二人のウルトラマン。

ばってん、ボガールモンスは死んどらんかった！
ツルギはボガールモンスにとどめを刺す！
大爆発するボガールモンス！やっとボガールの最期！
間一髪でツルギを救出し脱出に成功したメビウス。
ツルギの手をしっかり握るメビウス。
ばってん、ツルギの手はするりと抜けていった･･･。

「マジかよ･･･。ウソだろ･･･。」呆然と見つめるリュウ。
「ウソだと言ってくれーっ！」

そのとき、金色の光の粒子がツルギに降りそそぐ。
金色の光に包まれて天に昇っていくツルギの身体。
そして、その先には彼を優しく包み込むウルトラの母の姿があった。

来週はディノゾールリバースが登場。お、ネズバードンやなかか??