読書・コミック
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│<< 前へ │次へ >> │一覧│ コメントを書く│晦に載せたかったあとがき (6)
テーマ:掲載小説!(654)
カテゴリ:太陽の晦
タイトルに合わせて、月末に終われればなぁなんて思ってたんですが、何も計算せずに載せていたので、そううまくはいきませんでした。まぁ、そんなもんですよね。 『晦(つごもり)』とは月末とか月の終わりの数日間という意味ですが、『かくれる』とか『くらます』という時にも送り仮名付きで使われるようです。そして太陽は、この話の場合、ルーくんのこと。つまりタイトルの意図するところは『ルーくんがいなくなること=幼少期の終わり』でした。 数年前、私が住んでいる市内のコーポの庭で、赤ん坊の白骨死体が発見されました。埋めたのは実の母親。遺体は埋められてから、4,5年が経過していました。 事件自体テレビでチラッと見ただけで、記事も何も手元にないのでうろ覚えですが、近所の人達は赤ん坊の存在を知らなかったと証言していたように記憶しています。だから不審に思う人もおらず、地面から骨が出るまで誰も気付かなかったと。 このニュースを見た時、思ったんです。 埋められた子がもう少し大きくて、近所に友達でもいたら、もっと早く発見されていたんじゃないか、と。 けど、それだけ大きくなっていたら、誰もコーポの狭い庭になんか埋めませんよね。 この事件のことは、正直きれいさっぱり忘れてました。思い出したからこの話を書いたわけでもありません。でも、こんな結果の話が浮かんできたのは、頭のどこかにこの事件がこびりついてたんだろうと思います。 連載中にやったバトンの中で、テツとルーくんの関係は、とある漫画の解説者とその初恋の人の関係をモデルにしたと書きましたが、ルーくんのモデルはザ・ゾンビーズのアギーでした。金城一紀さんの小説に出てくるハーフ(だったと思う)の高校生です。 肉体派(?)なのに、なぜ舜臣(同じくゾンビーズシリーズに出てくる在日朝鮮人の高校生)ではなくアギーなのか。決め手は南方くんの「抱かれてもいい!」(爆) 男の子が「抱いてもいい!」じゃなくて「抱かれてもいい!」って思うくらい、きれいだけどカッコイイ子にしたかったんです。過去形ですが・・・・・・。 本編を読んでくださった方の中で、憂鬱になられた方がいらっしゃいましたらすみません。ルーくんに将来と幸せをと願ってくださった方々に、お礼とお詫びを申し上げます。むごいことをしてしまってすみません。ありがとうございました。 テツがその後、手紙をどうしたのかは、読んでくださった方のご想像にお任せします。私には、持って行かせることも捨てさせることもできなかったので。 それでは、本編を読んでくださった方も、ここだけ読んでくださった方も、どうもありがとうございました。コメントをくださった方々には、格別の感謝を。一時期に比べ、書かなくても平気になってきた近頃、あなたのコメントが原動力になりました。 そんなわけで、もしこれから読んでやろうというありがたい方がいらっしゃいましたら、感想などいただけると嬉しいです。またくだらない話を書く気力が湧いてくるはず(読みたくないからいいって? 苦笑) いろいろと考えてくださったという方がいらっしゃって大変嬉しく思っておりますが、書いた人間は何も意図していないので、単純に少しでも楽しんでいただけさえすれば幸いです。 2006.4.13 [太陽の晦] カテゴリの最新記事
実は、今回の小説で「つごもり」という読みを初めて知った奴です(笑)
(文系出身のクセに…(-_-;)) 途中、リアルタイムで読めなくて纏めて読んだりしてたんですが、 纏めて読む方が、余計に続きが気になったり…(苦笑) ただ切ないとか、悲しいだけじゃないんですよね。 なんか考えさせられる部分があるんですよ。 大きくなったルーくんを見れなかったのは悲しいですが、 もう勝手に(笑)想像しちゃいます!! 次回作、また楽しみにしてますね~! (2006/04/13 09:47:43 PM)
こんなところでタイトルの読み方と意味を初めて知った自分って( ̄▽ ̄;)
うちは、死体がルーくんだったとは信じないぞ。 知らないほうが人生いいこともある・・・はず? 大人はしっかりしなきゃなぁ、と思うお話でした。 うーんうちも人の親になったら、 ちゃんと愛情をもって子供を育てなきゃね。 (2006/04/14 08:45:36 PM)
つごもりって、私も最近知りました。
NHKの教育テレビで(笑) でも、お気に入りだったマンガのサブタイトルに『晦方(つごもりがた)』ってのがあったのを、昨日思い出しました(;^_^A 切ない話や悲しい話を書きたかったわけではないので、それだけじゃないと言っていただけると救われます。 虐待の話を書こうと思ったわけでもないんですけどね(^_^;) 大きくなったルーくんを想像していただけるのは嬉しいです~♪ 実は、もう一度、『マサシ』の将(覚えてらっしゃらないかもしれませんが)みたいな子を書きたかったというのもありました。 それも失敗に終わりましたが。 (あの時、あの子にとても救われたので、密かにかなりお気に入り/笑) 次回はたぶん、SSになると思います。 (2006/04/16 11:11:03 PM)
私もつい最近ですよー、あの読み方知ったの(笑)
読み方を聞いた時、背中がゾクッとして、それでこの話ができたんです。 知らなかったの私だけかと思ってたから、ちょっとホッとしてます(笑) 人生知らない方がいいこともあるって、私も思います(^_^;) 大人なんてアウト・オブ・眼中で書いてたんですが、ほんと、大人はしっかりしなきゃいけませんよねぇ・・・・・・私も含めて(汗) ぼっつぇさんなら、きっといいお母さんになれますよ(*^_^*) あんな優しいお話が書けるんですもん♪ (2006/04/16 11:17:11 PM)
私も『晦』意味を初めて知りました(恥)
なるほど、意味が知ってみると、タイトルというのも小説の一部というのがしみじみ解りますね。 少年期というのは、一番純粋な愛情を持てるときなのかもしれませんね。 もちろん大人になってからも『愛』はあるけど、 残酷なほど純粋で、一途で、 『自分を捧げる』『相手と同化する』という点では 、一種『神に対する巫子』のような愛を感じます。 (2006/04/18 09:31:09 PM)
私もこの話を思いつく直前に、テレビで知りました。
NHKの子供向け教育番組で(笑) タイトルを付けるのは苦手なのでたいてい最後に考えるのですが、これはタイトルに『晦』の文字を入れることを前提に考えた話でした。 年齢的には少年期ですが、もうちょっと自覚のない幼少期を念頭に置いていました。 盲目的に他者を信じ、依存する時期。 でも、一方的に頼るのではなく、守ろうと思った時、人は少し成長するんじゃないか・・・・・・ってな感じで。 最終的にはその人物がいなくなることと、新たな繋がりを見つけることによって、引き摺っていた過去を思い出に変える、そういうところへもっていけていればいいなと思っています。 なーんて、話を考えてる時は、ほとんどなんも考えてなかったんですけどねー(;^_^A (2006/04/19 06:17:11 PM) │<< 前へ │次へ >> │一覧│ コメントを書く│ 一番上に戻る│ |
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