memo

昨年、ひたちなか海浜鉄道・那珂湊駅で試験的に発売された
「みなとの多幸（たこ）飯」食べてみました。

包みはこんなのです。



包みと別に説明書があり、
割り箸にもたこ飯のキャラ(？)が描いてある力の入れよう。
（もちろん、私はマイ箸使用ですが）



中味はいろんなおかずが1個ずつ載せてある炊き込みご飯。
この御飯が「煮蛸」を作る際の煮汁で炊き込んであって
タコのだしがじっくり出ているのが名前の由来だそうで。



謳い文句の「箸でちぎれる柔らかいタコ」
私は箸では千切れませんでしたが
確かに信じられないほどやわらかでした。
「たこめし」と聞いて「タコが一杯入ってる」と思うと間違い。
タコの味付けは思ったより濃い目でしたが
タコも他のおかずと平等に1つしか入ってません。
（しかも私のは、かなり小ぶりだった）
炊き込みご飯なので、これも他の具と平等に
小さなタコが入っています。
これが、煮ダコとは歯ごたえが違うんですよね。
「いつもの蛸」らしい弾力がありますが
小さいので食べやすいです。

ついてくる「お品書き」によれば
入っているおかずは以下の通り。
（説明は抜粋）
・・・・・・・・・・・・・・
「地蛸やわらか煮」
前浜地域の港に水揚げされた新鮮な地蛸
（マダコまたは水ダコ）の足を1本ずつ竹の皮に包んで
市内の醤油店で醸造された2年仕込醤油で
4時間煮込んだもの。

「献上鮭の浅地焼き」
鮭の遡上する南限とされる那珂川で獲れた鮭は
《都に一番近い河川で獲れたもっとも新鮮な鮭》として
水戸藩で時の帝に献上していたため「献上鮭」といわれ
これを塩と酒で焼き上げたもの。

「厚焼き玉子」
県内産の鶏卵使用。

「手綱こんにゃくの炒り煮ピリ辛」
こんにゃくの産地として知られる県北の蒟蒻使用。

「つと豆腐の拭含め煮」
納豆のわらづとの中につぶした豆腐をつめ
塩煮してから旨だしで煮含めたもの。
地元で晴れの日のご馳走として食されてきた。


その他、「椎茸の艶煮」「にんじんグラッセ」
「青味(季節の野菜を塩茹でにして旨出しに漬け込んだもの)」
「香の物(時期の野菜の漬物)」が載せてあります。

まあ、味付けは好みがあるのでそれぞれ意見がありそうですが
「多幸」＝いろんな味わいが少しずつたくさん入ってて
歯ごたえも見た目も多種味わえるという感じ。

那珂湊駅からおさかな市場に向かって
徒歩10分前後。
地元では人気のデリカだそうです。
確かに美味しそうなおかずがたくさんありました。
タコの苦手な方でも、海で食べるお弁当は
ここで選ぶと楽しそうです。



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