カタルーニャでリュートを弾く 塚田智の日記

　ベルガマスク(Bergamasca)とはイタリア・ベルガモ（Bergamo)の踊りだそうだ。その当時貴族たちが踊った4拍子のダンスだ。ドビュッシーのベルガマスク(Bergmasque)組曲は全くスタイルが違う。もっと全体的にリズミカルだ。最もドビュッシーの音楽にはリズム的なものはないが…
　音楽の種類は元をたどっていくと踊りであることがほとんどだ。ギターを教え始めたころ、初級カルカッシの教本に"Saltaren"（ト長調）というのがあり、生徒から質問を受けたが、なんだかわからなくて、知識のなさに落ち込んだ覚えがあるが、これもイタリアのサルタレーリョという踊りだと今は推測が出来る。また"salto"から飛んだり跳ねたりする踊りだと思われる。


カプスベルガー師匠の手書き（左）は見難いので自分なりに清書（右）。