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テーマ:音楽のお仕事♪(1680)
カテゴリ:音楽
コンサートをした町はバルセロナ近郊のサン・ジュストというところ。横に有名なFCバルセロナの練習場があるからか、通りには高級住宅が立ち並んでいた。日曜日の昼下がり、大通りは人影が少なかったが、警察のパトロールが行われていると言うことはかなりの富裕層が住んでいて、それを狙う泥棒もいるということか。
会場は町民会館のようなところ。一階はカフェ・レストランで、昼食をとる家族連れでいっぱいだった。着いたのは5時だったが、スペインの昼ごはん、特に休日は遅い。 3階がホールになっているが、「どんちょう」があるステージで弾くか、下で弾くかを確認。ステージ上では観客から離れているということで平場で演奏することにした。ホールは特に大きくなく、古楽器を弾くにはちょうどよかった。 ![]() ソプラノのマルタは当日の体調が良くなかったので、声が本調子ではなかったので高音のフォルテを控えたそうだが、実は私は今回のほうがいいと思ったりもした。というのも、古楽のマドリガルなどはオペラとちがってより内省的な音楽なので、フォルテで歌い上げるより平均的に弱音で微妙な表情を低い音量で歌ったほうが面白いことが多い。オーケストラとちがって楽器も少ないからあまり声量を気にすることもない。アクシデントが興味深い効果を生んだようだ。(彼女には申し訳ないが…) ![]() コンサートの終わりにギターのソロで弾いたサンスの『カナリオス』が大好きで、とてもよかったと言われた。自分がうまくいったと思っていた演奏が褒められると、とても嬉しいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.02.21 04:29:10
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