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うつりゆく とき “ 越後、魚沼の風 ”

うつりゆく とき “ 越後、魚沼の風 ”

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2007.07.09
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10.23新潟中越大地震で、川口町は大きな被害を受けました。
この町の象徴的歴史遺構であった、三国街道の宿場本陣の石垣が大きく崩れ、近世初期からの
貴重な古文書を蔵してきた土蔵も傾きました。



江戸時代の本陣宿建物は、老朽で昭和八年に取り壊されている。
写真はその後の居宅として建てられたもので、石垣も積み替えられたと聞いています。
この意味では、遺構とするよりも、正しくは本陣跡とすることが本意でありましょう。

傾いた土蔵には、この地域の歴史をとどめた多くの古文書が蔵せられてきたのですが、
昭和60年の 『 川口町史 』編纂のおり、町の専用保存蔵 に移されていて、
地震災禍の被害は免れました。



伝存した貴重な品々の一部は、町の「歴史民俗資料館」に展示されています。

川口宿本陣 中林家の定紋提灯が入口になる 展示室です。
是非訪ねてください。 


圧巻は、貞享二年の「川口組大絵図」です。
(クリックで拡大します)貞享絵地図

1,685年当時の川口(組)の区域をしめす大地図です。
妙見境の現小千谷市・稗生村から、魚沼市の新道島までは、三国街道に沿って川口の範疇でした。
信濃川に沿っては、十日町市の下条までが川口の区域です。
エッ、本当。と思うでしょう。
本当です。立派な大きな川口があったのです。

どうして、現在の情けない川口になってしまったのかな?。
資料館の中から、その訳をみつけだして、これからの町つくり、地域おこしに生かしたいですね。





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Last updated  2007.07.10 01:44:21
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