カテゴリ:子育て・教育
NY在住、私の長年の友 船戸牧子女史が最近出版された本です。
アメリカは理想社会ではありません。でも、いいえ、だから問題が起こると直ぐに理想に向かおうとする市民の博愛、正義感、行動力に心を打たれ、学ぶことが多いのです。 教育界においても然り。我が子の子育てにおいてしっかり体験して来た過程においても、学校側の常に筋の通ったポジティブな発展的な態度、対応、教育に対する責任感など、安心して子供を預ける事が出来ました。と言っても、ぼんやり預けていた訳ではありません。常に今の状況が我が子に合っているか、特に小さい頃は先生は適切か、などを観察し、問題ありと感じた時は学校を変えたりすぐに対処してきた事はいうまでもありません。これらの体験についての詳しい事はまた追々書いていこうと思いますが、今日、この本をご紹介するに当たって、ここに書かれている事は、アメリカの日常である事をお知らせします。 人が集団でが生活していれば問題は付き物です。大事な事は、問題が無い事ではなく、問題を見極めそれに対処していくエネルギーと行動力です。 これらの実例ををそのまま日本にと言うのではなく、日本市民一人一人が自分たちの中で眠っているこのポジティブなエネルギーを感じ目覚めさせて欲しいのです。考え行動して欲しいのです。政府をも動かす力になって欲しいのです。 教育の改革=教育基本法改定という胆略な、お粗末な、悲しくなるような案を持って最も教育的でない方法でお茶を濁そうとしている政府にストップをかけるのは国民です。 この「学校が生きてる」という本、忙しいし、読書力も衰えて来たし・・・、と始めはゆっくり読んでいましたが、読み進むにつれてぐいぐい引き込まれ、ときに感動の涙を流し、今の日本の状況に最も必要な本ではないかという思いに駆られ、一気に読み干してしまいました。読書力が衰えていたのではありませんでした。怠け癖がついていたのか・・・、感動する本に出会わなかったのか・・・。 船戸氏が言っていました。 「日本じゃあ教育の本て最も売れないのよね・・・。でもいいの、私はどうしてもこれを出版したかったんだから、出版できただけで嬉しいの。」 私は言いました。 「それは全く残念な現象ね。今、教育の本こそ読んでほしいのにね! 読んでもないものは紹介できないから、何時になるか分からないけど私が読んだら、ブログで紹介するね。」 「そう、そうして頂けるとありがたいわ。」 一週間前の話しです。 読んでいる内に日本の今の状況と照らし合わせても、一時も早く紹介したいと言う思いが強まり、早い時期に実現出来ました。子ども達のため、日本の将来のため、と言うより人間として自分が生きるために読んで頂けたら嬉しいです。 私たちには今こんな教育が、世界が必要なのです、と言える、実現できる教師を、親を、大人を目指して!! ただ、私は体験してきた事、当たり前な事、でも、日本の方が読んでどのような感想を持たれるかとても興味があります。日本じゃあねー、こう言う事はねー・・・。ああ、そんな考えもあるんだ! 凄い!とか、とか・・・。 PS さっき自殺予告の手紙、全文読みました。言葉もありません。 彼が言ってたような、誰も責任取らない社会で・・・。 自分も人も死ぬ事だけが責任を取ることと、 そこまで追い詰められた小さい魂が余りに哀れで・・・。 責任を取るって解決する事なのに・・・。 誰も真面目に解決しようとしない社会で・・・。 心が痛んで痛んでたまりません。 この本の、6章「社会と関わる教育」読んで欲しいです。 明日からもっと心して教育に当たろうと思います。 ★フリーページ、 「子どもの目が輝くとき」 1.新米先生(記入完了) 2.ぼく、本当は良い子なんだよ(記入完了) 3.みどり亀(記入完了) 4.教育と言うこと(記入完了) 5.けいこちゃん(記入完了) 6.あこちゃん(記入完了) 7. 先生失格(記入完了) 8. 見栄え教育{記入完了) 今、教育の危機です。国としてこの危機を救う政策が必要な事はいうまでもありませんが、私たち一人一人が真剣に考え、出来ることを行動に移すときです。暗い世を嘆くだけでなく、一人一人が希望を持って将来を担う子ども達と”教教育育”していきましょう。一人一人が自覚し立ち上がらなかったら、未来はないです。世界を創っているのは一人一人だからです。 何かのきっかけにでもなればとゆっくりですが更新を再開しました。宜しくお願致します。コメントがありましたら、その日の日記のコメント欄にお願い致します。 heliotrope8543さんの所から転載させて頂いたものです。一人でも多くの方が声を上げるときですよね。 国会議員やマスコミ各社などに、簡単、安全、一気に、楽しく、教育基本法改悪反対の要請メールを送ることができるメールフォームを、兵庫高教組のホームページ上に公開しました。http://www.hyogo-kokyoso.com から入れます。 特徴は ●教育基本法特別委員会の委員、文部科学省、各政党、マスコミ、教職員組合など、83(10月22日現在)の送り先に、一気にメールが送れます。メールは同報メールではなく、各送り先に個別に送られます。 ●「与党議員のみ」とか、「与党と民主党」など、送り先を自由に決めることができます。 ●自分のメールアドレスから送ることも、また、自分のメールアドレスを相手に秘匿することもでき、送る相手によって、相手に伝える自分の個人情報を管理できます。 ●送られたメッセージは、ホームページ上に登録され、お互いに交流できます。 教育基本法を守り、活かした教育を進めることを願う、私たち国民の声を、嵐のように国会やマスコミに届けましょう! このお知らせは、転載歓迎です! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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