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シネマ歌舞伎 『野田版 研辰の討たれ』 を見てきました。
![]() これは平成17年5月に歌舞伎座で上演されたものを、映画用に収録したもの。 1月に『人情噺文七元結』を見て歌舞伎の面白さを知ったのですが、 これは野田秀樹演出なので、期待して見に行きました。 いや~、面白かったです。最高ですね。勘三郎さん。 笑わせてもらいました。 あらすじは・・・・・ 赤穂浪士討ち入りのニュースは、近江の国・粟津藩にも伝えられ、剣術の道場はその話題で持ちきり。 しかし一人だけ、赤穂浪士を馬鹿にする人物がいた。もと町人、研屋あがりの守山辰次。仇討ちや剣術に命をかける侍を馬鹿にする。 家老の平井市郎右衛門に叱り付けられた辰次は、仲間と大掛かりな仕返しを企て、恥をかかせようとするが、家老は驚いて脳卒中で死んでしまう。 家老を殺してしまったと思った辰次は、敵討ちされると思って逃げ去る。 侍が脳卒中であっけなく死んだと世間に知れると恥になると、辰次に斬殺されたことにして、息子達が辰次を追って仇討ちへと出かける。 作:木村錦花 脚色:平田兼三郎 脚本・演出:野田秀樹 守山辰次 … 中村勘三郎 平井九市郎 … 市川染五郎 平井才次郎 … 中村勘太郎 姉娘およし … 中村福助 妹娘おみね … 中村扇雀 からくり人形 … 片岡亀蔵 職人市助 … 中村源左衛門 やじ馬の町人 … 中村七之助 やじ馬の町人 … 中村獅童 宿屋番頭友七 … 坂東彌十郎 僧良観 … 中村橋之助 平井市郎右衛門 … 坂東三津五郎 「野田版」ということは、別版があるわけで、 最初に『研辰の討たれ』が上演されたのが、大正14年(1925年)だそうです。 歴史ある演目なんですね。 しかも実在した刀研屋の婿養子、辰蔵という人がモデルになっていて、 武士の兄弟に仇討ちされた事件があったそうで、討たれる側の心中を芝居にしたそうです。 それを野田さんが、それまで歌舞伎では使わないセリフやありえない演出で、 面白おかしくしてくれました。 実は初日の舞台で有り得ないことが起こったそうです。 かつて歌舞伎座で起こったことのないスタンディングオベイションが起こったというのです。 それほど面白い出来だということです。 私の貧弱な語彙では上手く説明できない好い芝居でした。 本来なら生の舞台が一番なのでしょうが、歌舞伎座まで見に行く余裕などないし、 スクリーンに映し出される役者の顔の表情や手の動き、衣装の模様などがよく見えて、 視力の悪い私にとっては有り難いことです。 舞台役者はやっぱり凄いですね。 勘三郎さんの膨大なセリフと身体の機敏な動きは素晴しかったです。 あれだけのセリフをNGを出さずに演じきる役者魂。 感動ものです。 息子の勘太郎さんも好感がもてますが、 これには出ていませんが、歌舞伎界では松本幸四郎さんが一番カッコイイし好きかも。 一度くらいは、歌舞伎座で本物を見たいものです。 [映画・TV]カテゴリの最新記事
私、野田さんの演劇はwowowでよく放送されるのですが、いまいち好きになれず途中で止めちゃうんですよね。
でもこれは面白そうですね。歌舞伎でスタンディングオベーションって、聞いたことがないです。凄いですね!(2009.11.21 15:26:31)
wowowを契約してるといいでしょうねぇ。色んな映画が見られて。
やはり野田さん演出でも面白いのと、そうでないのがあるんですねぇ。これは面白かったですよ。 好みもあるんでしょうが。 (2009.11.22 19:28:56) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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