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ソラとホシのかけら

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2013.07.13
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今日は時間があるので、続々アップ。

お店に出てるといろんな人に会います。

OL時代は限られた人付き合いなので、こういう経験は初めてでした。

明らかにちょっとここ病院?っていう人(笑)もいましたが、今までで一番印象に残っている人は、同年代(多分)の女性でした。

しげしげと長時間居座ってネックレスを眺めているので、さすがに「何かお探しですか?」と声をかけたのですが。。

「私、こういうの作ってるんです~。(自分のつけているビーズワークのネックレスを私に見せて。)自分で作ってると、こういうの(お店の売り物を指さして)どうしても買う気にならないのよね~。」

。。。

嫌悪感で後に続く言葉が出ず、「手作りできればそうでしょうね。」が精いっぱい。(笑)

でも、多分そのかたは、私の返す言葉なんかどうでもいいのです。

自分の作った作品を見せて、そう言えばもう、さっさと行ってしまいました。

人に認めてもらいたい、自分の手柄を称賛されたい、虚栄心でいっぱいの想い。

嫌悪感、不快感、そして、その人を理解できないでもない自分がいて、いたたまれない、言葉にできない想いでいっぱいになりました。

先日、久しぶりにそのかたがまたいらっしゃいましたが(もちろんゴージャスなビーズワークのネックレスを首にかけて)、もう声はかけませんでした。(長いこといらっしゃいましたが。)




そのとき、以前は思い浮かばなかった「混沌」という言葉が思い浮かびました。

それと同時に、先日リフレッシュした、リフレッシュする前の「モッコウバラ」も。

何があっても元気なはずのモッコウバラなのに、色あせてすっかりくたびれた葉。

そして、土の中で広がり過ぎて、周りの植物の根にも巻き付き枯らし、自らの根にまで巻き付きあげくの果てに行き場を失った姿。

そのかたは、以前出会った時と同じ場所で、あのときのモッコウバラのように混沌としている。

私自身は、少なくとも今は同じところにはいないんだなぁ、と感じました、そう感じた再会でした。

嫌悪感はありますが、それ以上は全く何とも感じませんでした。



混沌とした世界は必ず誰にでもあって、自ら気づき客観的に(?いい言葉が思いつかない)自分を見つめなおせば、必ず抜け出せる。

綺麗な芽を伸ばしているバッサリと切り戻したモッコウバラのように。

これからも、幾度もこの混沌を味わうでしょうけど、少しだけそれを恐れずにいることができるようになった自分を感じています。





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最終更新日  2013.07.13 11:26:06
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