今月２５日、楽天は長崎ビッグＮスタジアムでソフトバンクと試合をしました。
博多から特急「かもめ」で約２時間半。
オランダ坂などで有名な長崎です。
駅を出ると、見上げる山々に家や旅館がぎっしり。
タクシーに乗れば、カーブが多い急な坂をどんどん上がっていきます。
うっ、ちょっと気分が…
しかし、それもぶっ飛び。
見渡す町並みと港。
もうすごかったです
夜は街灯が星くずのようにちりばめられす。
チームの宿舎は稲佐山という高台にあるのですが、ここは最高の夜景スポット。
さすが、函館、神戸と並んで日本３大夜景に数えられるだけあります。
選手も癒されたに違いありません。
インチェも、ホテルのロビーで「すごい！」と大はしゃぎ。
そのノリで長崎ちゃんぽんだけでなく、カステラも召し上がったそうです。
早く１軍に帰ってきて…

チームは試合には残念ながら負けましたが、１人の選手が思い出に残る出場を果たしました。
新人の河田捕手。
三菱重工長崎での社会人時代、９年もの年月をここ長崎で過ごしました。
長崎駅の隣には三菱重工の工場が建ち並びます。
終盤からマスクをかぶり、９回２死から打席に立ちました。
あえなく三振で最後の打者となってしまいましたが、昔の上司や仲間が大勢見に来ていただけに、立派な勇姿を見せることができました。
「みんな来てたんでね…打ちたかったですね…」
後日、野村監督が「河田は長崎にずっといたらしいな。はじめに言ってくれれば、最初から使ってやったのに」とこぼしていました。
ノムさんの粋なはからい。
河田さん、もう正捕手になるしかないっすね！！

ロープウェイから眺める海。
出島や球場のすぐそばにある平和記念公園など、歴史に触れることもできます。
ファンの皆様もぜひ
【由本裕貴】