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2010年03月19日 楽天プロフィール Add to Google XML

バスの記憶
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鉄道より乗合自動車の利用頻度が多かったというより、鉄道がなかった地域に長年すんでいたから必然的に関心が向いたと言えようか。

■最初に残っている記憶

 幼い時の記憶など思い出せない部分が多い。バスに乗った最初の記憶が床に横たわっていた。何でか後に親に訊いてみた。
 予防接種で高熱を出し隣町の病院に《搬送》されていた途上だった。40年近く前、済んでいた地区には救急車がなく呼んだとしてもかなりな時間を要した。タクシーもあったのだが、逼迫した状況下でなかったからバスでになったようだ。


■冒険旅行

 約3キロメートル離れた地区の中心地に行くのに一人でバスに乗り《冒険旅行》を始めたのは幼稚園児の頃、親と乗るのを見よう見まねで乗ってみた。もちろん運賃は用意していた。


 私が産まれる前まではバス車掌がいたようだがいつ頃からいなくなったのかは分からない。バス営業所に着くとバック誘導する女性がいた。これがこのバス会社の車掌の名残だったようだ。


 ボンネットバスから今の車体に切り替わる過渡期にあたり数台のボンネットバス(いすゞ製)を見て恰好いいなと感じていた。幼稚園のころ大人になったら何になりたいとの質問にバス運転士と答えた同級生が多かった記憶も残っている。

 昭和50年代に入るとボンネットバスはすべて引退、中期に入るとバックカメラ(三菱電機製)が導入されはじめるとバック誘導も消えて行った。今や昭和レトロとして人気がでるなど知る由もなかった。

■前乗り前降り

 生まれ故郷のバス事業者の車両はすべて前乗り前降り、乗降口は一箇所だった。現在も過疎化自家用車の普及で小型化している現在も乗降口は変わっていない。
はじめて後乗り前降りの車両がある地方へ行った時は多少戸惑った。


■車両撮影

 現在はデジタルカメラ(携帯電話内蔵型)を使って車両撮影を幾度なく実施している。映像記録して残しておくとバス車両の変遷が手に取るように判る。

 平成16年以降記録を意識して残している。きょうまでに変わった大きな変化は行き先案内が電光掲示化された、低床型車両(ノンステップ)の置き換えが進んだ。

 今の幼児児童世代が大人になった21世紀の中葉になった時、ノンステップは当たり前。そうでない車両は消えて《平成レトロ》として懐かしむ時が来るかも知れない。

(編集委員 M)




最終更新日  2010年03月19日 04時05分08秒




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