今年は韓国、台湾、アメリカと、なんと３ケ国も海外旅行に行きました。その時に地下鉄の車内放送を録音しました。
みなさん「地下鉄」って便利で安くて分かりやすいから、旅行中の移動で最も利用する交通機関ではないでしょうか。
帰る頃にはついつい愛着を感じてしまうもの。そこで行った事のある人には懐かしさを感じてもらい、行った事のない人でも楽しめるように解説つきでまとめてみました。お国柄、それぞれ特色があり面白いので、ぜひ聴き比べてみてください。

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【韓国旅行の音】ソウル地下鉄の車内放送
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(左)駅のコンコースにある靴屋。ワールドカップ遺跡？ＪＡＰＡＮだけ消されている。
(右)適当な写真がなかったので98年撮影(留学当時)のものです。今回音だけとってうっかり撮り忘れました。自分にとって当たり前なくらい身近な物ってなかなか写真に撮らないですね。

(2004年10月録音) >>>ここをクリック！(音)のソウルチハチョル 車内放送

ソウルの地下鉄は東京のように縦横無尽に走り、とにかく便利です。路線は１号線、２号線、３号線というように番号で数え、現在は８号線まで開通しています。路線別に赤・緑・オレンジ････と色分けがされてます。また駅には固有の番号が振られているので、ハングルが読めない旅行客でも場所を探しやすいです(東京でも最近そうなった)。
　今年の７月からソウルの交通システムが大改正され、運賃の値上げとともに、交通カードを買えば一定の距離と時間内であればバスと地下鉄を何度乗り換えても同じ値段になりました。
　韓国の空港に降り立つと、ニンニクと香水と体臭が混ざった独特のニオイを感じますが、地下鉄に乗ると時々そのニオイがします。

　あと、地下鉄に乗っていると、路上の実演販売のようなことを車内でゲリラ的に行う人をよく見かけます。いきなり車内が南大門市場になったのかと思うほどです。日本では考えられないので、最初見た時はカルチャーショックでした。便利商品の宣伝だったり色々ですが、例えば「ガム売り」だったら、座っている乗客の膝に勝手にガムを置いて回り、買いたいヒトはお金を払い、欲しくなければそのまま回収されるのを待ちます。
　とにかくソウルの地下鉄は色んな人が行き来します。「ハナニムを信じなさい」といきなり街頭宣教を始めるヒトがいたり、新聞売りがいたり、身体が不自由な乞食(時には演技であったりしますが)が、ハーモニカを演奏しながら車両を順番に歩いて物乞いして来たり、人生劇場を見ているようです。
(この様子を題材にした『地下鉄１号線』というミュージカルがあります。毎年「大学路」の劇場でやっていて、10年以上ロングランを続けている有名な作品です)

>>>ソウル地下鉄マップ

ミュージカル『地下鉄１号線』の紹介は
■ロックミュージカル「地下鉄1号線」を見てきました！(ソウルナビ)
今年の年末までやっているようです。http://www.seoulnavi.com/play/tour_kouen.html

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【米国旅行の音】ニューヨーク地下鉄の車内放送
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(左)地下鉄のホーム。映画でもおなじみ。暗い。
(右)路線は色と番号で判断。

(2004年4月録音)　>>>ここをクリック！(音)のMTA New York City Transit 車内放送(1)
(2004年4月録音)　>>>ここをクリック！(音)のMTA New York City Transit 車内放送(2)

ニューヨークの地下鉄は、10年くらい前は電車の車体はスプレーの落書きだらけで、治安が悪いイメージがありましたが、ジュリアーニがニューヨーク市長になって以降、彼が徹底的な軽犯罪取締まりを行った結果、落書きは全くなくなり地下鉄は安全な場所になったといわれています(とは言っても「昔よりはるかに」にであって注意は必要)。
　歴史が古いのかホームの天井は低く鉄骨むき出しです。　またニューヨークの地下鉄も独特のニオイがあります。水回りが悪いのか線路下からどぶのすえたニオイがします。逆にこのニオイこそ「ニューヨーク来た！」と実感させられるものかもしれません。
　地下鉄は２４時間運行しています。見張りや掃除夫などの職員が多いのもニューヨークの地下鉄の特徴です。雇用対策でしょうか。

　ほか、ソウルと同じように物売りも新聞売りもいますが、ホームやコンコースで大道芸人が本気の芸を披露していて、思わず見入ってしまいます。人形とタンゴを踊るオジサンとか子供にブレイクダンスをさせて金をかせぐ黒人グループとか、その日の稼ぎで生計を立ててるのでしょう、色んな人たちがいます。物乞いも見ます。エスカレーターで降りていったら降り口横に、黒人のおじさんが立っていて「１ドルくれ」と手を差し出して来てびっくりしました。

ニューヨークの街自体、そもそもいろんな人種が集まっているので、乗客を見てるだけで飽きないです。特に僕のお気に入りの路線は７番ライン。比較的アメリカに来て間もない新移民が多いクイーンズ地区を横断する路線で、インド人街があるジャクソンハイツやヒスパニックが多いエルムハーストを経て、ニューヨーク随一のコリアンタウンとチャイナタウンがあるフラッシングが終点です。別名「オリエンタル・エクスプレス」といい、思わず「世界の車窓から」がＢＧＭに、ユーラシア大陸を横断している気分になります。

>>>ニューヨーク地下鉄マップ
※グランドセントラル駅に地下鉄グッズを販売するミュージアムショップがあります。マウスパッドとかカバンとかＴシャツとかお土産に最適

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【台湾旅行の音】台北捷運の車内放送
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(左)ホーム。これは淡水線。
(右)北投駅。新北投には有名な温泉地がある。

(2004年9月録音)　>>>ここをクリック！(音)台北捷運の車内放送
台北市内を走る列車は地下鉄ではなくＭＲＴといいます。中国語で書くと「台北捷運」。「都市高速鉄道」のことだそうです。
台北のＭＲＴは1996年4月に最初の路線が開通して以来、現在６路線あります。台湾屈指の温泉、北投温泉には台北駅から３０分で着きます。
実はこの電車、面白いことに車内放送が４ケ国語？対応。中国語、台湾語、客家語、英語です。録音したのは「北投」駅のアナウンス。色んな「北投(ペイトウ)」駅をお楽しみ下さい。

あと、台北のＭＲＴは、電車があと何分何秒で到着するかを駅の改札やコンコースでカウントしてくれるので、ホームに向かうのに急ぐべきか否かを判断できるので便利です。信号機もそう。このあたりの合理性は日本(大阪)と似ているなーと思いました。

>>>台北捷運マップ

※台湾の音は以前に日記で紹介しました。コチラ

あと、どうでもいいですが、ソウルも台北もエスカレーターで立つ位置は右です。東京だけが左。
世界標準は右らしいです。ちなみに大阪は右です。

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★11/09(火)のテレビ韓流情報 ★(地上波／関東)　更新1回目:11/09,07:50
☆今日*******************************************

▼ドラマチック韓流・真実　日本テレビ
11/09(火)：10:25-11:20
▽「新しい恋」

▼お昼ですよ！ふれあいホール　ＮＨＫ総合
11/09(火)：12:20-13:05
本格派うま辛のキムチ鍋争奪大喜利合戦

▼アンニョンハシムニカ・ハングル講座　ＮＨＫ教育
11/09(火)：23:30-00:00
「朝から午後までは授業があります」

▼韓国ドラマ　フジテレビ
11/09(火)：01:25-
「サラン～Love～」

☆明日*******************************************

▼ドラマチック韓流・真実　日本テレビ
11/10(水)：10:25-11:20
▽「二人を引き裂いて」

▼韓国ドラマ　フジテレビ
11/10(水)：01:30-02:38
「サラン～Love～」