カテゴリ:大阪
今週から始まったNHKの「カーネーション」。
あんなに楽しみにしていたのに、月曜日と火曜日、 家具を動かしたり、バタバタしていて、録画したつもりが撮れてない。 1話と2話は、土曜日のBS再放送で見るしかないが、 昨日の3話の中で、料亭吉田屋に呉服代を集金しに行った糸子が、 泣いたまねをしていて、そこに来たお客が、吉田屋の主人に、 「かわいそうやないか、はろちゃり」 と言ってる場面を見て、思い出したことがある。 ところで、この吉田屋のロケ地は、多分五風荘だろうなあ。 岸和田城の横にある五風荘という庭園で、 今はがんこ寿司というお店の入っているところだ。 思い出したことと言うのは、ちゃるちゃる弁のこと。 「はろちゃり」と言うのは、「払ってあげなさい」と言う言葉の岸和田弁。 私も、「~ちゃる」と言う言葉をよく使う。 「書いちゃる(書いてあげる)」 「こうちゃる(買ってあげる)」 「行っちゃる(行ってあげる)」 「遊んじゃる(遊んであげる)」 「探しちゃる(探してあげる)」 「教えちゃる(教えてあげる)」 「もろちゃる(もらってあげる)」など。 大阪弁かと思ったけれど、 大学時代、大阪市内の学校に通っていたのに、 周りの友達から、「ちゃるちゃる弁」とよく面白がられた。 「そのちゃるちゃる弁は、どんなふうに活用するの?」と聞かれ、 「ちゃれ(へん)・ちゃり(ます)・ちゃる・ちゃる(時)・ちゃれ(ば)ちゃれ」 とか、 「じゃれ・じゃり・じゃる・じゃる・じゃっ・じゃれ」 などと、どう活用するか考えたものだ。 (懐かしいなあ、久しぶりに考えてしまった) ちなみに、 未然形は、「~ない」は「~へん」 仮定形は、「~れば」よりも「~ったら」となることも多く、 命令形は、「~ちゃれ」(男の人が言うことが多い)と 「~ちゃり」(ちゃれより少し柔らかい)の2種類がある。 岸和田弁と言うより、私もよく使うので、泉州弁かな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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