今日は天気も回復したので、被災した友だちの家に
片付けの手伝いに行きました。
仙台東部有料道路を通って亘理を目指しました。
途中、仙台東IC辺りから、徐々に被災した地域の様子が見られました。
田んぼの中にたくさんのがれきや車が点在しています。
有料道路の東側と西側では、全然様子が違っています。
テレビではみていたものの、やはり実際に目にすると、
ただ呆然として、涙が出てくるばかりでした。
亘理では、まだ行方不明者の捜索が行われていて、
所々で通行止めの検問が行われています。
でも、災害復旧援助の通行証を友だちが用意してくれたので、
検問を通過することができました。
友だちの家周辺は、家自体は結構残っていて、
1階が水没した家が多いようです。
家の中は、15cmくらいドロが積もっていたので、
まずはそのドロの掻き出しから始まりました。
まだ水分が多いので、結構重くて大変でした。
畳や家具なども全部運び出し、生活用品は廃棄しました。
押し入れの中のものは、布団などが水を吸い込んでいて
とても重くなっていました。
結構人数が集まったので、3時頃には何とか終了。
がれきの山がさらに高くなりましたが、
家の中はだいぶきれいになりました。
でも、ライフラインがすっかり止まっていて、
復旧がいつになるかも分からないので、
ここには住めません。
結局、当分はアパート住まいだそうです。
それにしても、あちこちに船は打ち上げられているし、
車が信じられないところに逆さまになっているし、
津波の威力をまじまじと感じました。
まるで映画のセットの中のような、
現実とは思えないような光景でした。
近くでは、他県から来た消防署の方々が
重機でがれきを取り除いていて、
行方不明者の捜索をしているようでした。
みんな見つかるといいなあ。
家族に会わせてあげたいなあ。