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カテゴリ:荒川区
ファーストドリンクが安いって売り文句につられるなんて、我が事ながらさもしいなあと思ったりもする。よくよく考えるまでもなく、1杯目がそこそこ安くても2杯で打ち止めできるようなまだしもさすがにそれじゃ済まないから、元値を確認位はしておくべきなんでしょう。一軒2杯のルールで呑み歩くなんてことができれば、そこそこ安上がりで済むだろうし、数多くの酒場をハシゴしてこういうブログなんかのネタに困ったりすることもないのでしょうが、最近は呑み出すと億劫になって動くのがかったるくなってくるんですね。寡黙なOLさんが仕事上がりに美味しい肴と酒でチビチビやるってマンガがありますが、あんなにケチ臭い呑み方されると店側も迷惑なんじゃないかなあ。でもそんなのがテレビドラマ化されたみたいだから分からないものです。とか言ってぼくも一人だと肴はほとんどいらない方で、思い出してみると昨夜もお通しちょっぴりと軽い揚げ物と乾きもの程度で6杯吞んでいるから似たようなものかもしれないけど。でもまあ酒が稼ぎどころという話も聞くから6杯吞めばまあいいところなんじゃないかと。ともあれ、ファーストドリンク無料のお店だっていくらでもあることを考えると撒き餌としては店側にとっては手軽なやり口でしょうけど、ぼくのように簡単に引っ掛かる客がいるってことは結構な効果が期待できるもののようです。
「居酒屋 待家」に入りました。店名については、特に何も申し上げるまい。店の男女どちらからも笑顔はなく、いらっしゃいもなかったように記憶します。席を指してくれたから全くの無口だったということはなかったはずですが、第一印象は余り芳しいものではありませんでした。いまさっきネットで確認したら店主の満面の笑顔の写真を見掛けることができたから、この日はたまたまご機嫌が芳しくなかっただけだったのかもしれません。何か嫌なことでもあったのかねえ。こうなると実際はともかくとして何もかもが不愉快に思えてくるものです。二人が店の奥で交わしている言葉が何やら我々に対する悪口なんじゃないかと疑心暗鬼となり、こんなんだから他にお客がいないんだよなんて思ったりもするのです。今、冷静に思い出すと、不愛想な点以外は普通にちょっと使いやすいお店ではあったなあと思われるのですが、最初が悪いとそのイメージを払しょくするのは非常に困難であるようです。正直、割引のファーストドリンクを呑んだらそのまま店を後にしたい気持ちにもなったのですが、焼き魚を頼んでしまい焼き上がりに時間を要することになったからそうもいかぬのでした(カマスを頼んだら1尾ですけどって怪訝そうに言われたのも、こちらが非常識な注文をしたみたいで身が縮むような気持になるのでした)。色々悪く書いてしまいましたが、店の人だって気持ちが落ち込んだり、不機嫌なこともある訳で、それを隠し切れない日もあったりするのかもしれません。そういう意味では客商売ってのはなかなか大変であるなあとは思っていますのであしからず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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