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休憩場

休憩場

第7話

第7話【森林のモンスター】











城の入り口から流れ出ていく馬に跨った兵達。夜中だというのに馬の駆ける音が大地を響かせた。赤いマントを羽織った王も、ミジュームを片手に白い馬を走らせ、城の入り口を抜けた。城下町にいた人々は、軍の突然の出陣に慌て、家に閉じこもっていた。

ロイとトーカも城の入り口にやってきた。馬の足跡が辺りを埋め尽くしている。壁はいくつか穴があいているところがあり、グロラルが攻めてきたときの跡がまだ残っていた。そんな入り口の風景を他所に、2人は入り口の側に止めておいたバイクに向かった。

ハーレーダビットソン・ファットボーイの黒い車体が、入り口を明るくするための焚き火で仄かに照らされている。電気の光に包まれた魔界のブルーシャドーと違った、人間界の原始的な光に車体は包まれていた。

ロイはバイクに跨り、キーを差し込んだ。キーを回し、エンジンをかける。轟音と共に動き出したVツインエンジンが、ロイの全身に激しい振動をもたらした。トーカは慣れないバイクに少し戸惑いながらも後部座席に跨った。

「しっかり掴まれよ、トーカ」

「うん」

ロイの背中に抱きつくトーカ。それを確認したロイは、アクセルを回した。分厚いタイヤが激しく回転し、バイクが動いた。轟音と共に走り出したファットボーイは、馬の足跡を辿りながら入り口を抜けた。










ノワールとアルヘルリオの間に生い茂る森林。そこには何匹ものモンスターが潜伏しているが、そんな森林の中には人間が通れる道が作られている。木を伐採し、雑草を抜き取り、土だけとなった道。それが人間が森林の中を歩けるただ1つの道であり、安全にノワールとアルヘルリオを行き来することができる。

しかし、人口の道を作る過程で、人間がモンスターに襲われるのも当然の話。普通の人間がそんな場所で作業ができるはずも無い。

そんな時に人々をモンスターから守っていたのが「ビーストソルジャー」なのである。

作業中に襲い掛かってくるモンスターを倒し、人々を守る。そして道が完成したとき、ビーストソルジャーは人々に感謝される。ロイの父親もかつてはそうだった。



ノワールとアルヘルリオの中間地点。

ロイの父親も協力して作ったとされる人口道「アースロード」。道幅の広いその道は人々が歩き続けているうちに土が踏み固められ、立派な道になっていた。だが道が出来たからといって、モンスターがいないとは限らない。通りかかる人を襲うモンスターも、また存在する。アースロードはそういう道だ。

そんな道を駆け抜ける轟音。ロイのバイクが、先に出発したアクト達の馬の足跡を辿りながら走っている。父さんがモンスターを倒して作り上げた道。そうロイが考えると、とても誇らしいことだ、とあとから感じた。

夜の月の光とバイクのヘッドライトが道を照らしていた。その時、ヘッドライトに映る生物の影に、ロイはバイクを急停止した。そしてロイは直感で生物の臭いを感じ取った。

――――モンスター。

道の真ん中でうずくまる生物の影に、ロイは黒い爪を伸ばし、戦う準備を整えた。ロイとトーカがバイクから降り、そのモンスターに近づいていく。

「なんかいるな。モンスターが」

「いきなり襲ってきたりするのかな・・・?」

「それもあるな。あぶねぇから、俺の後ろにいろ」

「うん」

トーカがうなずき、ロイの後ろに回った。腰にぶら下げていた白い棒の1つ1つを組み合わせ、白い杖を作り出した。もしものことがあったらロイは私が守る。トーカはそう心のなかで呟いた。

ロイとトーカがモンスターの近くまで来ると、うずくまっていたモンスターが鮮明に見えた。

大きな目をした、尻尾が異常に長い猿。尻尾は優に3mはあり、その小さな体を包み込んでいる。ロイがその猿の体をよく見ると、腹の部分に爪で引っかかれたような傷があった。

「こいつ、別のモンスターにやられて、群れからはぐれちまったんだな。可愛そうに」

「このモンスター、怪我してるの?」

「あぁ。腹を引っかかれて動けねぇみてぇだ」

トーカがその猿の側に寄った。大きな目が恐怖心で怯え、傷ついた体を無理に動かそうとした。

「動かないで。そのままじゃ血がたくさん出ちゃうよ。怖くないから大丈夫」

トーカが優しく猿に話しかけ、落ち着かせた。白い杖から光を発したトーカは、その光を猿に近づける。

「ヒーリング!」

光が猿を包み込み、傷口を照らした。傷は徐々に塞がり、血が消えていく。10秒もした時には、猿の腹から傷が消え去っていた。

「もう大丈夫よ。傷は塞がったわ」

キーッ、と猿が元気な鳴き声を上げながら、トーカの胸に飛び込んだ。膨らんだ胸に顔をすりつけ、愛情を示している。トーカが猿の頭を撫でて、その愛情にこたえた。

人を襲うモンスターは数多くいるが、人に友好的なモンスターもまた多い。尻尾が長く、目が大きい猿のモンスター「メリウス」もその友好的なモンスターの一種だ。この手のモンスターは草食で、人に襲い掛かることは決してない。あるとすれば、人間達の食べ物を盗むぐらいだ。

メリウスの頭を撫で続けるトーカ。瞳を閉じ、トーカはメリウスから何かをした。

「・・・・・大きな犬みたいなモンスターに引っかかれちゃったんだね・・・・仲間を逃がすために戦ったんだ・・・君は強いね・・・・」

メリウスの頭を撫でながら呟くトーカ。何やってるんだ?とロイが呟いたとき、トーカが目を開いた。

「私ね、小さいときからこういうモンスターの心の中とか、言葉とか、見てきたこととかを聞いたり、見ることができるの。この子、群れの中でリーダー的存在で、襲ってきた犬みたいなモンスターと戦って群れを逃がしていったの。1人で戦って怪我をして、ここで眠ってたんだって」

「そうだったのか」

ロイが伸ばしていた黒い爪を元に戻した。警戒が解け、メリウスもほっと一息した。

ロイがバイクに跨り、トーカの側にバイクを進ませた。トーカの肩に座り込んだメリウス。尻尾が地面まで垂れ落ちている。

「その猿どうするんだ?逃がしたほうがいいんじゃねぇか?」

「この道進んでれば、群れに出会えるかもしれない。途中まで一緒に連れて行こうよ」

「ん~・・・。別に襲ってくる心配もないし、連れてっても大丈夫か」

キキッ!とメリウスが喜んだような鳴き声を上げ、ロイの頭に向かって跳躍した。ボサボサの髪の毛にしがみつき、長い尻尾を首に撒きつけた。

「ゴワッ!なんだこの尻尾!ふわふわして気持ち悪ぃ!」

「アハハ。似合ってるよ、ロイ。そのままでいいんじゃない?」

「良くねぇだろ!頭は重たくなるし、首は生暖かいし!」

「いいのいいの。ロイ、早く行くよ」

トーカが笑いながらバイクに跨った。トーカがロイの背中に抱きつくと、ロイは仕方なくアクセルを回し、バイクを走らせた。

ロイの頭にしがみつくメリウスは、風で靡くボサボサの髪の毛を掴み、キーキーッ!と笑うような鳴き声を上げながら髪の毛を引っ張った。

「痛いっつの!!」










アースロードを進み続けて1時間。道の半分を過ぎたロイとトーカ。しかし先に出たアクト達に出くわさない。もうアルヘルリオについたのだろう、2人はそう考えていた。

一方メリウスは、悪戯心が表れたか、ロイの耳たぶを引っ張った。

「いたたたたたた!!この猿、放り投げるぞ!」

「アハハハ。ダメだよロイ、両手離したらバイクが転んじゃうじゃない」

「大体よぉ、トーカが動いてくれればいい話じゃねぇか!この猿、何とかしてくれよ!」

「首暖かそうだし、面白いしいいよ別に」

「そういう問題じゃねぇだろ・・・」

トーカを味方につけたメリウスは、キーキーッ!と笑うように鳴きながら、今度は頭を掻き毟った。悲鳴を上げるロイはだが、何も出来ず、ただアクセルを回した。そんな姿をトーカは笑いながら見ていた。

その時、道の横を覆う森林から何かが動く音がした。何かが群れで走っている。ロイが警戒していると、茂みから何匹もメリウスが飛び出してきた。

「うえ!猿の大群!?」

「この子の群れだよ!でもなんか様子が変・・・」

ロイは群れの様子を見た。慌てふためき、悲鳴のような鳴き声をあげながら逃げている。まるで後ろから何かが追っかけてきているような、恐怖で泣き叫んでいる感じだ。

ロイが後ろを向くと、森林から鳥の群れが逃げるように飛び交っている。そして地面を押しつぶすような足音が、後ろから迫ってきていた。

「なんか来るな・・・。トーカ、気をつけろよ」

「うん。でも、なにも見えないけど――――」

トーカが後ろを振り向くのと、道の周りを覆っていた木が吹き飛んだのは同時だった。吹き飛んだ木から飛び出してきたのは、黒い毛で覆われた巨大な犬。

バイクを飲み込んでしまいそうなほど巨大な口、広いアースロードの道幅でも足りないぐらいの巨体、森林の番長とも言える怪物「マグドッグ」が、メリウスの群れを追ってアースロードを走ってきた。

「でっか!どこのペットだよこいつ!」

「これ、この子の腹を切り裂いた犬だよ!この子達をいつも襲ってるこの森林で1番強いモンスターだって!」

「知るか!とにかく逃げるぞ!」

ロイはアクセルをおもいっきり回し、全速力でバイクを走らせた。周りを逃げるように走っていたメリウスは、ロイに何かを訴えかけるように鳴き始めた。

「・・・・助けて・・・・僕たちを助けて・・・・。周りの子達、ロイに助けて欲しいって言ってるよ!」

「んなこと言われても、こっちはアルヘルリオに行かなきゃいけないだろ?猿にかまってたら時間が――――」

ロイが次の言葉を言おうとしたとき、頭にしがみ付いていたメリウスが激しく髪の毛を引っ張り出した。キシャー!と怒ったような鳴き声をあげ、髪を引きちぎりそうなほど強く引っ張った。

「いたたたたたたたた!な、何すんだよ!」

「・・・・群れを助けてくれ・・・・じゃないと髪の毛全部抜き取る・・・・。って言ってるみたい」

「はぁ!?冗談じゃねぇ!猿に髪の毛抜かれてたまるか!」

「だったら、あのモンスター倒してあげなよ。そうすれば髪の毛無くならないで済むよ」

「んぐぐ・・・・・仕方ねぇな。めんどくせぇけど倒してやるよ」

ロイがブレーキを握り、バイクを止めた。後ろから地響きと共に迫ってくるマグドッグ。そして逃げ惑うメリウスの群れ。ロイはバイクから降り、獣化を始めた。

足は狼のものに変形し、黒い爪は伸び、全身に銀色の体毛が生え始める。そして牙が伸び、紅い眼孔が迫ってくるマグドッグを睨みつけた。

ロイは走り出した。狼が走るように、両手と両足を使った素早い走り。否、それは狼よりも早く走っていた。

涎を垂れ流しながら走るマグドッグがロイに気づいたのは、ロイがマグドッグの目の前に来てからだった。突然現れたロイに噛み付くことも出来ず、マグドックは顔をロイの長い爪で引っかかれた。

泣き叫ぶマグドッグ。しかしロイは攻撃を止めなかった。脇腹を切り裂き、足を切り裂き、尻尾を切り落とし、胸を貫く。ロイの爪はマグドッグのいたるところを傷つけていった。

痛みで泣き叫ぶマグドッグは、大きな前足から突き出た爪でロイを切り裂こうとした。だがロイから言わせれば、怪獣のおもちゃの尖がった部分のような、全く痛くなさそうな爪。ロイはそう思うほどだった。

襲い掛かってきた前足の爪を掴み、ロイは強靭な握力で爪をへし折った。そして悲鳴を上げるマグドッグの喉に、勢いよく爪を突き刺した。長く伸びた黒い爪が、マグドッグの喉に穴を開け、血を噴き出させる。黒い毛で覆われたマグドッグの首周りは、あっという間に血で鮮やかな赤色に染まった。

そしてマグドッグは重たく地面に倒れた。

ロイは獣化を抑えた。足は元の形に戻り、爪は短くなり、牙も縮んでいく。全身を覆っていた銀色の体毛も消え、人間の姿に戻った。

「ローイ!」

トーカが重たいバイクをメリウスの群れと一緒に押しながら、ロイのところにやってきた。力のないトーカにとって、ファットボーイは巨大な鉄の塊。メリウスの群れと一緒に押してやっと動いているほどだ。

「怪我してない?」

「全然。この犬雑魚すぎて話しにならないって感じ」

その時、バイクの周りにいたメリウス、そしてマグドックと戦ったロイの頭にずっとしがみついていたメリウスが、長い尻尾を空高く伸ばし、喜ぶように両手を叩いた。キキッキー!と嬉しそうに鳴いた。

「・・・・・倒してくれてありがとう・・・・・僕たちを救ってくれてありがとう・・・・。って言ってるよ」

ロイの頭にしがみついていたメリウスが、地面に降りた。するとメリウスの群れはそのメリウスに歩み寄り、お互いの尻尾を絡ませあう。メリウス同士がスキンシップを取る時に行われる行動。メリウスの群れは嬉しそうな表情を見せている。

「リーダーが帰ってきて良かったって感じだな」

「そうだね」

リーダーに群がるメリウス達。そしてリーダーが長い尻尾を振りながら、ロイとトーカに向かって鳴き始めた。何かを話しているような鳴き声。トーカはそれを聞き取り、読み取った。

「・・・・いままでありがとう、お姉さん・・・・・・狼の兄さん、次は髪の毛たくさん引っ張ってあげるからな・・・・・。プッ、ハハハハ。」

「て、め、えぇ・・・さっさと森に帰れやぁ!!」

ロイが地面をおもいっきり踏み、怒鳴った。キーキー!と笑うように鳴きながら、メリウス達は森林に姿を消した。

「ったく、あの猿め・・・」

「そう怒らないの。でも面白かったなぁ」

トーカは笑いながら呟いた。それを見たロイはバイクに跨り、ハンドルを握る。

「おめぇ・・・ここに置いていくぞ?」

「あ、待ってよロイー。置いてかないでよ」

トーカが後部座席に跨り、ロイの背中に抱きついた。それを確認したロイが、アクセルを回した。勢いよく向きを変え、アルヘルリオへバイクを走らせた。










月夜に輝く巨大な噴水。綺麗な水が噴き出すその噴水は、側に倒れている兵士達の血を洗い流す。そこは戦場。綺麗な水が流れようと、流されるのは鮮やかな血。

ブロリア大陸の中央に位置する王国・アルヘルリオ。

そこは襲い掛かってきた黒い鎧の軍勢・ノアザーグと、アルヘルリオの兵士達の激しい戦いが行われていた。

ノアザーグは魔界でしか手に入らない武器「マシンガン」を手に、少数で襲い掛かってきていた。剣と弓しかないアルヘルリオの兵士達にとって、マシンガンは火を噴く剣。途切れることのない弾の雨を前に、アルヘルリオ軍は盾でそれを防ぐことしか出来ず、苦戦を強いられていた。

「大人しくこの国を渡せ!そうすれば使者が少なくて済む!」

「冗談じゃない!誰が渡すものか!」

「そうだ!この国は今まで平和だったんだ!貴様らがそれを踏みにじっているんだ!」

「そう言うのならば、皆殺しにするまでだ!」

言い争いながら戦う両軍の兵士。そして攻撃を受け、倒れていく両軍の兵士。美しいアルヘルリオの街が、血で紅く染まっていく。

そんな場所に突如現れた馬に乗った兵士達。馬に蹴飛ばされ、踏み潰されていくノアザークの兵士達。アクトの率いる兵士達が、アルヘルリオに到着したのだ。

「ノワールの王、アクト!只今よりアルヘルリオ軍に助太刀する!」

アクトはミジュームを鞘から抜き、マシンガンを構えたノアザーグ兵達を斬りつけた。ノアザーグ軍がアクトの軍に気を引かれているうちに、アルヘルリオ軍が盾を構えながら一気にノアザーグ軍に突っ込み、剣を振るった。

剣林弾雨の戦場とかしたアルヘルリオ。そこにロイとトーカも駆けつけた。街の入り口から弾痕や剣が傷つけた跡が、石作りの建物や道に刻まれていた。

「もうドンパチやってるみてぇだな。行くぞ!」

「うん!」

ロイはアクセルを回し、全速力でバイクを走らせた。見える道を真っ直ぐ進み、噴水の所まで来ると、白い馬に乗ったアクトとその後ろをついてきている自軍とアルヘルリオ軍、そしてそれに少数で立ち向かっているノアザーグ軍が見えた。

ロイはバイクを走らせ、マシンガンを撃とうとしているノアザーグ軍に突っ込んだ。突然現れたバイクに逃げ惑うノアザーグ軍。そしてそこを狙って攻めるアルヘルリオ軍。両者の立場は一転し、ノアザーグ軍が不利な状況に陥った。

「ノアザーグよ、この戦、我らの勝利は火の目を見るよりも明らか!ここは身を引くことだな!」

「く、くそ・・・・ここは、退却する!」

1人のノアザーグが懐から煙幕弾を爆発させ、噴水の周りが白い煙で覆われた。辺りを埋め尽くす白い視界。ロイやトーカ、アクトに兵士達はノアザーグの兵達を見ることが出来なくなった。

そして煙が晴れたとき、目の前にいたノアザーグ軍は忽然と姿を消した。










To be continued...

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あとがきコーナー




管:はいやってきましたあとがきコーナー!毎度の事ながら、ここまで読んでくださりありがとうございますm(_ _)m。では始めるとしますかな。

メリウス(以後「メ」):キーッキーッ!【始めまして、僕メリウス。ちなみに群れのリーダーだ】

管:うげっ(☆w☆;)。メリウスじゃん・・・。

メ:キキッキー。【僕だってBEAST SOLDIERの中じゃそれなりのキャラクターなんだぜ?出てきたっていいじゃないか】

管:う~む・・・(☆w☆;)。まぁよし、とりあえず始めましょ。



☆人口道・アースロードをファットボーイで駆け抜けるロイとトーカ。その道中で傷ついたメリウスを発見します。このメリウスのモチーフはズバリ、オナガザル。アフリカにいるこの猿は尻尾が長いのが特徴で(だからオナガザルって名前なんだがw)、この猿を見た時に思いついたのがメリウスです。

☆ロイの頭にしがみつき、マフラーのように尻尾を首に撒きつけるメリウス。ロイにとってかなり邪魔な存在になってしまいます。ちなみにオナガザルの尻尾は毛が短いため、肌触りがいいらしいです。

☆アースロードを進んで行き、メリウスの群れと遭遇するロイとトーカ。そして森から飛び出してきた巨大な犬のモンスター・マグドッグに追われてしまいます。ここでメリウスがロイの髪の毛を引き抜いていたら、今頃ロイは丸ハゲですw。

☆マグドックは「巨大な犬」と書いてありますが、俺のイメージではシベリアンハスキーを連想しています。しかし犬の種類については想像にお任せしますw。そんなマグドックも、ロイの連続攻撃で体を切り刻まれて終わります(ぁ。

☆メリウスの群れから感謝の気持ちを受け取るトーカ。ちなみに、ロイに対しての感謝が全く無いのは秘密です(ぁ。

☆アルヘルリオに着き、ノアザーグを追い払うアクト軍。煙幕の中でノアザーグは消え去り、血の跡だけが残る。この先何が起こるかというと・・・・・それは次回で確認してください。



メ:ウキッキー!!【なんで今言わないんだよ!】

管:いやだって、ネタバレになっちゃうでしょうに・・・。

メ:キキー!!【言わないなら、こうだ!】(管理人の頭にしがみつく)

管:うわ!やめてぇぇ!!

メ:キイイィィィィ!!!(髪の毛を引っ張る)

管:う、うぎゃああああぁぁぁ!!!

ロ:あ~あ、ありゃ完璧ハゲになっちゃうな。管理人があれだから、今回はこれで終わりだな。それじゃ皆、次の話で会おうぜ!


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