106841 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

休憩場

休憩場

第19話

第19話【2人の別れ】











金属の壁によって冷やされた空気が、ロイの肺に入り込む。蝙蝠系獣人型ビースト、ヴァンパイアの母親の能力で、鞭打たれた体の傷は綺麗に消えていた。胸に刻まれている大きな十字傷だけが、銀色の体毛で覆われた体に残っている。

ロイは両手両足に繋がれた鎖を引きちぎろうと、全力で引っ張った。しかし超合金でできた鎖は相変わらずビクともしない。ロイは自力での脱出を半分諦めていた。

そんな時だった。目の前の頑丈そうな扉が勢いよく開いた。甲高い金属音が部屋中に響き渡る。扉を蹴り開け、部屋に入ってきたのはジョー、そしてトーカ。壁に貼り付けられたロイを見て、トーカが側に駆け寄った。

「ロイ!大丈夫!?」

「大丈夫。あの汚ねぇ蛾に、鞭で叩かれたけどな・・・」

ロイは頷き、そう言った。

その横では、ジョーが弾を込め、ウインチェスターのレバーを引く。超合金で出来た鎖を撃ち抜き、ロイの体が床に落ちる。

拘束から解き放たれたロイは身震いをして、手足をぶらぶら振った。最後に顎に手を当て、首を鳴らす。鈍い骨の音が冷たい拷問室に響き渡った。

「おし!あの汚ねぇ蛾をぶっ飛ばさねぇと」

ロイが掌に拳を当て、気合を入れた。そして扉のノブに手を当てる。

瞬間、金属で出来た壁をぶち破り、ヨウコが吹っ飛んできた。壁が破壊され、うっすらと茶色い煙が立ち込める中、ヨウコは傷だらけの体で立ち上がった。

「ヨウコ!どうしたんだその傷!?」

「ちょっと・・・ね。アメリアのやつに・・・」

「・・・ヒーリング!」

トーカは白い杖の飾りから灯る仄かな光を、ヨウコに近づけた。体を刻んでいた傷が徐々に小さくなり、全身の傷が癒えていく。

穴の開いた壁から、アメリアが飛び出してきた。手には電気を帯びたエレキングウィップ。先端の周りにはヨウコの血が染み付いている。甲高い笑い声と共に現れたアメリアに、ジョーのウインチェスターの銃口が向いた。

「それがてめぇの獣化か、三十路女」

「オーッホッホッホ!三十路と言ってられるのも今のうちよ。おっと、そこの烏天狗は傷、治しちゃったみたいだねぇ」

「フンだ!傷が消えた、皆がいる。あんたの負けよアメリア!」

「どうかしらねぇ?アタシはノアザーグ司令官、4人ぐらいで負けるアタシじゃなくてよ。それにここは拷問室・・・」

アメリアの鞭が地面をたたきつける。金属と金属がぶつかり合い、甲高い金属音が響く。拷問器具の1つとされる「鞭」は、金属の壁に包まれた拷問室にぴったりな武器。アメリアは不気味すぎる笑みを見せつける。

「拷問室はアタシのテリトリー。いわばアタシの欲求を晴らす為のステージなのよ」

「随分エグイな三十路女・・・」

「この部屋で何人相手にしてやったろうねぇ。20・・・いや30はいたねぇ。人間達はアタシに逆らった罪に悔やみ、泣き崩れ、そしてアタシの鞭がそいつらを痛めつけていったわ。それはまさに裁判が下った証。証を受けた者どもはみーんなくたばっていったわ!オーッホッホッホ!」

「そんなの、裁判でもないんでも無いよ!」

トーカが杖を握り締め、叫んだ。アメリアの蛾の目、そして羽に描かれた眼球のような模様がトーカを睨みつける。

「あなたに鞭打たれた人達は間違っていない。みんな、この世界に平和に生きてきた人達。なのにあなたは、いえノアザーグは、そんな人達を痛めつけて、楽しんでるようにしか私には思えないよ!」

真剣に話すトーカ。その眼差しはアメリアをじっと見ている。真剣なトーカにアメリアは吹き出し、笑い出した。

「なに笑ってんだ!」

「オーッホッホッホ!これが笑わずにいられるかい?トーカ、だったわねぇ。アンタも分かってないねぇ。この2つに別れた世界はそれぞれの短所を補って生きている。そんな世界じゃ、面白くもなんとも無いじゃない?ノアザーグはねぇ、そんなつまらないこの2つの世界を、1つにしようとしているのさ。そのためには人やビーストを痛めつける必要だってあるのよ」

「違うわアメリア。2つの世界があってこその平和。1つにしてしまったら、人とビーストの間に必ず溝が生じるわ」

「そうならないようにするのが、我らノアザーグだとしたらぁ?」

「あんだと?」

「世界を1つにし、人間とビースト、それにモンスターも、我らノアザーグの監視の下に行動を制限し、そしてノアザーグの法に基づき生活し、そして世界が安定していく!食糧不足の魔界で飢え死ぬビーストも、資源不足の人間界で朽ち果てる人間もいなくなる。それこそホントの平和じゃなくて?」

「違うよ!長所しかない世界なんて、私達は望んでないよ!人間界にも魔界にも短所があるから、それを乗り越えようとがんばって生きていける。長所しかなかったら、何のために生きているのか分からないじゃない!」

「はぁ・・・。口で言っても分からないガキ達だねぇ。やっぱし、アタシの鞭で教えてやらないと分からないみたいだねぇ!」

アメリアがエレキングウィップを振り上げる。瞬間、柄から垂れ下がるエレキングウィップが真っ直ぐに伸び、剣の様な形状に変化した。

エレキングウィップ・ブレードモード。

ヨウコの体を切り刻み、痛めつけたエレキングウィップの第二形態。電気を帯びたブレードモードは、宛ら雷の剣を思わせる程だ。拷問器具にして最新鋭の変形機能を搭載した魔界の武器を手にするアメリア。その切っ先が狙ったのはロイだった。

突き出されたブレードはロイの心臓に向かっている。ロイが気づいたときには、ブレードはすぐ近くまで来ていた。

そのブレードを押えたのは、黒い皮膚をしたコモドドラゴンの手。ジョーの体に、エレキングウィップの電気が流れる。

「ジョー!」

「オーッホッホッホ!自分から電気の餌食になるなんてねぇ!意外と仲間重いじゃないの」

「フン・・・。ジェニーといい、ノアザーグのビーストはアホばかりだな」

体中に電気が流れているジョーは平然と話す。通常では考えられないその姿に、アメリアは驚愕した。柄の部分に搭載された小さな電圧表示の針は10万V(ボルト)を示している。普通の人間でもビーストでも、10万Vで死に至る。なのにジョーは死んでいない。

ブレードを手前に引っ張り、武器を奪うジョー。アメリアはとっさにジョーから距離を離した。アメリアの顔には、何故ジョーが電気で死なないのか、その疑問に満ちていた。エレキングウィップの電気電源を切り、ジョーが口を開いた。

「俺は帯電体質なんでな。こんぐらいじゃ死なねぇんだよ、三十路女!」

手に持ったエレキングウィップをアメリアに投げつける。ブレードはアメリアの黒い鎧も貫通し腹を貫き、真っ赤な血が噴き出る。口からも血を吐き、床に膝をつけるアメリア。苦しみで顔が歪み、痛みで汗が流れていた。

「終わりよ、アメリア。あたしが止めを刺す!」

「そうは・・・させないよ・・・!」

アメリアは羽を羽ばたかせた。眼球のような模様が浮かび上がる羽から、霧のように舞い上がる緑色の燐粉。突進しようとしたヨウコはとっさに腕で鼻と口を塞いだ。

アメリアはすかさず血で染まる懐から煙幕弾を取り出し、床に投げつける。部屋を白い煙が覆い、視界を奪う。

「みんな!口と鼻を塞いで!」

煙に紛れて舞い上がる緑色の燐粉。蛾の燐粉は毒を持つ。蛾系獣人型ビーストのアメリアの燐粉にも、当然同じように毒を含んでいる。否。アメリアの毒は蛾のそれを遥かに凌ぐ猛毒である。

しばらくして、煙が消えた。部屋にアメリアの姿が無い。いるのはとっさに口と鼻を腕で塞いだロイ達だけだ。

「逃げられたわね・・・」

「ちきしょう、あの三十路女が」

「トーカ、怪我はねぇか?」

「うん。だいじょう・・・ぅ・・・」

トーカの足がふらつき、床に倒れた。唇が紫色に変色し、全身から汗が噴き出している。ロイはトーカの上体を抱えた。

「トーカ!」

「まずいわ!燐粉を吸っちゃったみたい!」

「あんの三十路女め・・・!」

トーカの息は時間が経つにつれ徐々に荒くなっていく。

――――時間が無い・・・!

ロイはそう思い、トーカをおぶる。

瞬間、屋敷全体が強く揺れ始め、サイレンが鳴り響いた。エンブレムマウンテンのマシンガン製造工場の時と同じサイレン。ロイ達は嫌な予感を感じ取った。

「警告、この屋敷は崩壊します。警告、この屋敷は崩壊します。兵士達は速やかに非難を開始してください」

「またこのパターンか・・・」

「入り口はここから近いわ!すぐに出るわよ!」











「バルグザーダン、行くのだな?」

「あぁ」

「私は、どうすれば良い?この先は1人しか行けぬ所ぞ」

「ヴィクトリア。俺がこの大地を救ったら、息子の事、頼むぞ」

「・・・あぁ。承知した。我はバルグザーダンの幼馴染だからな」

「感謝する、ヴィクトリア」

「・・・バルグザーダン、生きて帰ってくるのだぞ。私を悲しませないよう・・・」

「ヴィクトリア・・・」




(・・・・・夢?)

トーカが瞳を開いた。真っ白な部屋。自分が横たわるベット。そして傍らにいるヨウコと忍者達。トーカが起きたことに気づいたヨウコは大はしゃぎで喜んだ。

「トーカ!目を覚ましたんだね!良かったぁ。あれからどうなるかと思ったよぉ」

「ここは・・・?」

「ルビームーン病院。トーカが倒れた後、屋敷が崩れ落ちてさぁ。トーカの容態がどんどん悪くなってく一方だったから、ロイが1番近い魔界の病院、つまりここに運んだわけ」

「魔界?病院?」

トーカが体を起こし、窓を覗き込んだ。外は暗闇。黒く濁った雲が空を覆い尽くし、オレンジ色の街灯しか光が無い。近くに工場があるため、トラックが何台も道を走っている。

「医者の見立てだと、燐粉を吸った量が微量だったみたいだから、すぐに退院できるってよ」

「・・・あ!ロイは!?ロイはどこにいるの、ヨウコ!」

「お、落ち着いてトーカ。ロイならついさっき人間界にいったよ。『月見に行ってくる』だってさ」

「月・・・?」

「向こうはもう夜だからねぇ。トーカももう元気になったみたいだし、人間界行っても大丈夫だよ」

「・・・うん。私、行ってくる」

トーカはベットから降り、部屋を出た。入れ替わる様に、ジョーが部屋に入ってきた。手にはマイルドエイト・20箱セット。タバコを銜え、煙を燻らしながら、ジョーは話をした。

「嬢ちゃん、行ったのか?」

「えぇ。門は開けておいたから、トーカでも大丈夫よ」

「フン。おめぇ、ロイと嬢ちゃんに随分肩持ってるじゃねぇか」

「別に。2人がとろいだけよ」

「とろいねぇ・・・」

「・・・ところでジョー、ここ禁煙なんだけど」

「あぁ?禁煙だと?そんなの守るアホ、魔界にいるかっての」

ジョーが気持ち良さそうに煙を吸い上げる。

その瞬間だった。ジョーの目の前をくないが横切り、銜えていたタバコを真っ二つにした。灰と共に床に落ちるタバコ。ヨウコの手にはまだくないが隠されている。

「規則ぐらい守る!いいわね?」

「は、はい・・・」



夜。

魔界はいつも暗いが、人間界の夜は仄かに明るい。月の光が草原を照らし、白い門を幻想的に見せている。門の近くにバイクを止め、ロイは草原に座り込んで月を眺めていた。その顔は無表情。何かを考え込んでいるような感じである。

月は満月。通常の狼系獣人型ビースト・ウェアウルフは、満月を見ただけで獣化してしまう。が、ロイは違う。自由に変身できるロイは、月の光から開放された唯一の存在だった。月を見ることは、自分の趣味に過ぎないのだ。

そんな時間を過ごしている時、普通の住宅の玄関のような小さな門が、甲高い金属音と共に開かれた。水の壁から現れたのはトーカ。近くにいたロイを見つけるなり、トーカはロイの側に駆け寄った。

「トーカ?体は、大丈夫なのか・・・?」

「うん!ロイが病院に連れて行ってくれたおかげだよ」

「そうか・・・」

ロイは元気が無い声でそう言った。いつもと様子が違う。トーカはそう感じた。どうしたの?そうトーカは呟いた。そしてロイは重たい口を開いた。

「・・・俺が、拷問室で縛られた時、アメリア、胸の十字傷を見て、震え上がったんだ。そして俺をマジで殺そうとした」

「そうだったんだ・・・」

「その時アメリアはわけわからないこと言ってたけど、俺は感じた。この先、ノアザーグは俺を狙うんだなって」

「狙う?どうしてわかるの?」

「よくわからない。だけどあいつは、俺がいると、自分達の計画が失敗に終わる、みたいなことを言ってたんだ。だから俺がいると、あいつらには困るみたいなんだ。だから、俺は考えてた・・・。それで、決めたんだ・・・」

ロイは立ち上がった。草原を駆け抜ける心地良い風が、ロイのボサボサの髪を靡かせる。そしてロイは言い切った。

「俺がいると、今回みたいにまたトーカを守れないで、トーカを死なせちまうかもしれない・・・・・トーカに、危険が迫っちまう」

「あれは違うよ。私が顔を塞ぐのが遅かっただけで・・・」

「・・・そうだとしても、俺はトーカを守れなかった・・・。これ以上、トーカと一緒には、行けない。俺は、1人になる」

ロイの言葉に、トーカは驚きを隠せなかった。ロイが1人になる、それはつまり、別れるということ。トーカはそれを否定した。立ち上がり、ロイの前に立った。

「ロイは何も悪くない!1人になる必要なんて無い!私は平気!危険なのは、わかってるんだから!それに、私とロイはずっと友達だって言った!だから、だから――――」

その時、トーカは固まった。ロイの体が、トーカの体を優しく包み込む。ロイは、初めて自分からトーカを抱きしめた。月の光が、2人を仄かに照らしている。心地良い風が吹き、草原がザワザワと音を立てる。その中で、2人は重なり合っている。

「いままでありがとう、トーカ。・・・さよなら」

ロイの最後の一言に、トーカは涙を零した。抱きしめるのを止め、ロイはバイクに跨る。エンジン音が鳴り響き、ロイは草原を走り去った。

「ロイ・・・ロイ・・・・」

崩れるトーカ。膝を地面につけ、涙を流す。その目は、ロイの背中をずっと見ていた。

「・・・ロオオオイイイイィィィッ!」

泣き崩れながら、トーカはロイの名前を叫んだ。まるで満月の下で吠える、狼のように。

この日、混血系獣人型ビーストのロイは、漆黒の闇へと独り、消えていった。










To be continued...

メニューへ






























あとがきコーナー




管:はいやってきましたあとがきコーナー!

ト:ここまで読んでくれてありがとうございます。これからもがんばっていくので、よろしくお願いします。

管:さり気無くトーカ来ちゃってる・・・。この第19話では、かわいそうなことになっちゃったねぇ。

ト:そうさせたのは管理人さんじゃないですか・・・。

管:っとそうだった(☆w☆;)。まぁでもそこからどうなっていくのかはもう決まってるんだけどね。

ト:ホントですか!?教えてください!

管:ネタバレになるからここでは無理w。おっと前置きが長くなってしまう。それじゃ始めます。



☆拷問室に辿りついたジョーとトーカ。壁に縛りつけられたロイを助けます。そしてヨウコが壁をぶち破って吹っ飛んできます。ここでヨウコとアメリアの対決の判定が決まっちゃいますw。スーパーSM譲と化したアメリアの前にしては忍者の頭領も勝てませんね(ぁ。

☆ここでアメリアの口から、ノアザーグの思想が明らかになります。2つの世界を1つにし、それらを纏めるのがノアザーグ。そういった世界をロイ達が拒むのは当然といっちゃ当然。誰だって自由に生きたいし、短所を乗り越えようとする目標があるから生きていける。ロイ達(特にトーカ)の「打倒ノアザーグ」精神が、ここで活発なものになります。

☆エレキングウィップ・ブレードモード発動。この鞭が剣に変わるというのは、実は即興w。しかしその考えが出来るまでにはいくつかモチーフはありました。そのモチーフというのは、鬼○者3に出てくる某有名フランス人俳優の使う武器。剣がいきなり鞭のようにしなやかにばらけて、幻魔を斬る、といった武器があり、それが一応モチーフとなっています。「剣の形状→鞭のような形状で攻撃」が「鞭の形状→剣の形状に変化して攻撃」に変わったと考えてくれれば楽ですw。

☆ちなみにブレードモードは突きしか出来ない剣の形状です。簡単に言うと「レイピア」のような感じ。突きしか攻撃手段が無い弱点を、刀身から流れる電気で補っています。

☆アメリアからぶん取ったエレキングウィップをアメリアの腹目掛けて投げつけるジョー。普通の人間だったら(多分)即死しますw。しかしビースト、ましてや獣化してスーパーSM譲と化したアメリアは倒れません。燐粉を撒き散らし、煙幕に隠れて逃げます。ここで耐久力が「人間<ビースト」と思われがちですが、そんなことはありません。戦い慣れたロイ達は別として、司令官であるアメリアやジェニーのようなビーストは、並外れた訓練をしてきたエリート。故に頑丈なんです。ちなみに、グロラルとイリスも同様です。

☆燐粉を吸ってしまい、倒れるトーカ。そして爆発を警告するサイレンが鳴り響きます。ここで脱出する場面を書かなかったのは俺の事情でです(殴。読者の皆さんにはホント申し訳ないっすOTZ。

☆ルビームーン病院で眠るトーカが見た夢。ここでは会話だけでの表現ですが、バルクザーダンともう1人「ヴィクトリア」が出てきます。謎めいた2人。果たしてこの夢は何を意味するのでしょうか。それは話が進めば明らかになります。

☆目を覚ましたトーカは、ロイがいる人間界へ向かう。月を眺めるロイのところにやって来たトーカは、ロイに別れを宣告されます。この時のロイは純粋にトーカを危険な目にあわせたくないという気持ちを持っていて、トーカが嫌いだから別れたのではありません(ぁ。

☆トーカに抱きつき、別れを告げるロイ。そしてロイは1人、バイクに乗って何処へといってしまいます。トーカは泣き崩れ、ロイの名前を叫ぶ。果たしてこの先どうなるのか、それは次回明らかに・・・。



ト:管理人さん、すごく気になります・・・。

管:だから次回までのお楽しみw。次の話はトーカも納得する形になる予定(☆w☆ )。

ト:そうですか・・・。ヨウコに頼んで、探り入れさせてもらおうかなぁ・・・。

管:やめなさいって(☆w☆;)。おっとそろそろ時間だ(ぁ。それじゃ皆さん、次の話でまた会いましょう( ☆w☆)ノシ。


© Rakuten Group, Inc.