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ニンタマ博士

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熊本県の赤ちゃんの… New! 料理長52歳さん

2015年04月08日
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 幼少の頃、兄がほしいと母親にねだった事があるらしく、「今からでは間に合わない」と答えたと笑って話してくれた事があります。幼かった事もあり、あまり記憶はないのですが幼い私には兄と呼ぶ存在がいて、引っ越しによってその人と離れてしまった事が寂しかったのかもしれません。

 母親同士が仲が良かった事もあり、その後、その人の下を訪れた事があり、私との再会をとても喜んでくれた事と、お土産に飾ってあった高価なおもちゃをプレゼントしてくれた事がかすかな記憶として残されています。

 今、会う事ができればお互いに成長した大人としていろんな話ができる事だろうと考えてしまうのですが、すでにこの世の人ではなくなってしまっている事から、それも叶わぬ事となっています。兄のように親しんでいた人の命を若くして奪ってしまったもの、それは糖尿病で、私の中では特別な意味を持つ生活習慣病として捉えられています。

 糖尿病をはじめとする高血圧や動脈硬化といった生活習慣病は肥満が原因の一つとなる事が知られていますが、肥満によって体重が増えると脂肪細胞からなる脂肪組織が炎症を起こす事が確認されており、その炎症が生活習慣病の引き金となると考えられていました。

 これまで炎症がどのように引き起こされるのか、細かなメカニズムは不明とされていましたが、高カロリーのエサを与えられたマウスと通常のエサを与えられたマウスの脂肪組織内の違いについて検証を行ったところ、高カロリーの食事を行っていたマウスには特定のタンパク質が存在する事が判り、そのタンパク質が免疫細胞を引き寄せて炎症を起こさせていた事が確認されました。

 今後、研究が進めばそのタンパク質を増やさない工夫や、タンパク質の働きを抑える薬剤といった生活習慣病を有効に防ぐ手立てが登場する可能性があり、大いに期待できる事と思えてきます。生活習慣病のために大切な人を失うという事が少しでも少なくなればと願ってしまいます。





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最終更新日  2015年04月08日 08時08分00秒
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