テーマ:囲碁全般(745)
カテゴリ:囲碁
最近、ネットでマネ碁を打たれてびっくりした。棋書では、藤沢朋齋九段の白番マネ碁をいくつも見たことはあるが、打たれたのはたぶん初めてである。打たれてみてその味わい深さに改めて驚いた。
実戦は下図の手順で始まった。私の黒番。手順を見れば明らかだが白も最初はマネ碁のつもりではなかった。黒7とつけた時に直感的に、「この局面でマネ碁に来られたら嫌だな」、と思ったが実際やって来られた。 さて、ここで黒はどうするか。考え出せばきりがない所である。 以下のように押さえを一本利かして、左上に一間にかかりからの手っ取り早いマネ碁ハズシはあるが何となく面白みがない。白がその前に変化すると、細分化された布石になって白ペースとも言える。 マネ碁を仕掛けてきた相手を痛い目に合わせるには、シチョウをぶつける方法と、中央の戦いにして一手の先行にものを言わせる方法がある。ここからその展開にしたい。この形からシチョウになる打ち方としては、小ナダレがある。さて、以下の図からどうなるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 28, 2006 02:14:04 AM
コメント(0) | コメントを書く
[囲碁] カテゴリの最新記事
|
|