nipparatの日記　囲碁　不思議体験　

第３３回新囲碁ボケ結果発表

お題
「この世から囲碁がなくなりました。」
「でどうなりました。」
「○○」

解説
　２４時間テレビでは、欽ちゃんが完走したそうですね。すごい！と言いたいところですが、７０ｋｍを２４時間だと、計算上途中５時間くらい寝て、休憩しながら普通に歩いても十分間に合うなあ、などと考えてしまった日本囲碁ボケ棋院（NIBK）総裁はいかがなものか？

　さて今回も１００越えです。しかも、新顔さんが数人登場して喜ばしいかぎりです。残念ながら今回もPマークはありませんでしたが、新顔さんの中にいるかも知れませんね。
　
　やはり、囲碁の存在の重さを素直に表現したり、逆に最近の囲碁の危うさを心配したりという作品が目立ちましたが、あっと驚くような意外な発想の作品も数多く寄せられて、今回もハイレベルな大激戦となりました。
　副審査委員長は、ｐｇさん。

作品講評
まぴかさん
「この世から囲碁がなくなりました」
「でどうなりました」
「以後困ります」
　
　郷さんの「森の石松」か？まぴかさんの「囲碁よろしく」か？これでもかの双璧ですが、結果に結びついていないまぴかさんの執念に軍配を上げます。

「この世から囲碁がなくなりました」
「でどうなりました」
「のぞきができなくなって、欲求不満がたまります」

　なるほど、うまい。でも、のぞかれたり・殺されたりすることもなくなってストレスは減るかも。

郷禄介さん
「この世から囲碁がなくなりました。」
「でどうなりました。」
「各地で蛤が異常繁殖しています」

　これは鋭い読みですね？シジミのように蛤が手に入る時代になるのですね。これは、蛤好きの私には魅力的です。

「この世から囲碁がなくなりました。」
「でどうなりました。」
「高尾さんが号を名乗るのをやめません。」

　高尾さん、やめないんですかあああ？？そうなると、世の中にわけの分からない号を名乗る人が続出するでしょう。
　「私は、雲国流名人安井雲知です。」

ほうきゅう３さん
「この世から囲碁がなくなりました。」
「でどうなりました。」
「廃止した競輪場が復活しました。」

　囲碁ファンが競輪に流れるのですね。競輪のタイトルで本因坊も復活させてください。
　競輪で本因坊を争う光景を見て、算砂先生もあの世で卒倒するでしょう。

「この世から囲碁がなくなりました。」
「でどうなりました。」
「漸く我が家に平和が訪れました。」

　う～ん、身にしみますね。でも私の場合、酒量が増えて、碁キチからアル中に移行して家庭崩壊するでしょう。

「この世から囲碁がなくなりました。」
「でどうなりました。」
「”黒い恋人”も販売中止になりました。」

　白い恋人ならね、黒い恋人もあるらしいですね。なぜ囲碁がなくなると、そっちも？

ゆー坊さん
「この世から囲碁がなくなりました。」
「でどうなりました」
「国際競技『ＩＧＯ』が流行しました」

　真の国際化です！
　IGO アロハ！（囲碁よろしく）

BunnyBoyさん
「この世から囲碁がなくなりました。」
「でどうなりました。」
「ドは唸ってません。」

「この世から囲碁がなくなりました。」
「でどうなりました。」
「ドも碁が好きだったからね…」

　この２作、なんだか面白いのですが、ドの意味が分からず、もう一週間寝ていません。
　ドドドドドドドド・・・頭がドで一杯。

asunarouさん
「この世から囲碁がなくなりました」
「でどうなりました」
「碁石が高級玉砂利として人気が出てガーデニングが大流行です。
　地球規模で温暖化対策に一役買うことになりました。」

　碁石はここに生きている、ですね。でも、踏み石は隠れ碁打ちのあぶり出しですかあああ！！
　「碁石だけは、踏めない。」「逮捕！」

「この世から囲碁がなくなりました」
「でどうなりました」
「実社会での憤懣やる方なくなった人々が街に出て、碁石をぶつけ合う騒動が頻発してます」

　碁石を投げ合うなんて、トンでもない行為です。せめて、対局時計を投げ合ってください！

「この世から囲碁がなくなりました」
「でどうなりました」
「手が震えを訴える禁断症状を訴える患者が続出し、急遽、碁会所が診療所に変わりました」

　アルコール依存症より難治性の囲碁依存症ですからねえ。離脱症状で脳みそバーンしちゃう人が続出するでしょう。

新米刑事さん
「この世から囲碁がなくなりました」
「でどうなりました」
「反動であの世では空前の囲碁ブームが起きています。世界各地で碁石が降ってくる現象が報告されています」

　うまああい！こうなると、かつての碁打ちはみんな自らの命を絶って天を目指すでしょう。
　「碁石が降ってくる」は懐かしのジャックと豆の木みたいで好きです。

「この世から囲碁がなくなりました」
「でどうなりました」
「碁盤を新聞紙にくるんで、ちり紙交換に出す人が後を絶ちません」

　厚く見せる策ですね。哀れ碁盤。
　それにしても最近ちり紙交換ちっとも来ないですが、一足先に絶滅したのかな？

イゴチュウさん
「この世から囲碁がなくなりました。」
「でどうなりました。」
子供なんでも相談室　室長　談
「完全になくなった訳ではありません。この間もNHKで人間国宝の方が「ウッテガエシ」について語っていましたよ。」
「競技は、続けられているのですか。？」
「細々ではありますが、全国大会もあります。県代表になるには「シチョウ」が解らなければならず、何年も修行しなければなりません。今年の全国大会を制覇した方は、「ゲタ」という最近では、珍しい技を復活させたそうです。」

　細々と生き残るレジスタンスを描いた発想が面白いですね。
　一度滅びた囲碁は、以前と全く違う発達をするかも知れません。サルの惑星みたいな感じで、想像したら興味深いですね。

「この世から囲碁がなくなりました。」
「でどうなりました。」
「日曜日に、昼寝ができなくなりました。」

　ＮＨＫ杯見ながらの昼寝の消失ですね。
　それにしても、見る人は好きで見てるはずだけど、これほど人を寝かす番組はすごい！
　全国の保育園で利用してほしいなあ。

igottiさん
「この世から囲碁がなくなりました。」
「でどうなりました。」
「世界中の囲碁愛好家が、囲碁を探しに迷宮へ旅立ちました」

　綺麗ですねえ。これは、作者によっては上手過ぎの刑になる恐れがあるけれど、igottiさん見事にメルヘンチックな雰囲気を出してます。

日本棋院、関西棋院両棋院は解散、囲碁サロン碁会所は倒産が相次ぎ、多くの囲碁関係者が路頭に迷うこととなった。
しかし、日本経済に与える影響は微々たる物であった。

　微々たる物でしたか。う～ん、それはさびしい。
　棋院は、最後に意地を見せてハイジャックでもするのかああ！←それも日航か？？

kyonchnさん
「この世から囲碁がなくなりました」
「でどうなりました」
「囲碁ボケもなくなり、まっとうな人生を歩む人が増えました」

　ちょっと誤解があるようです。囲碁で人生の道を外した人を救うのが囲碁ボケである、というのが専門家の評価です。

「この世から囲碁がなくなりました」
「でどうなりました」
「天才浪曲師と天才アルゼンチンタンゴダンサーが出現しました。」

　ダンサーの方が誰なのか分からなかったのですが、才能豊かな人が多いですからいろんな分野で活躍する人が出現しそうですね。ただ、浪曲師は囲碁が存続しても誕生する気配です。

hexagobanさん
DIS（ダイヤモンド囲碁サロン）が、キャバレーに変わりました。でも、従業員は変わりません。
稲葉さん、こわ。以前と変わらず、客の急所を攻めるんだもの。

　何ですとおお！キャバレーと同じ攻め筋なんですかああ！
　どなたか連れていってください。

ノン太さん
このブログも消滅しました。

　「思い出の囲碁ボケ」として生き残りを図ります。

superlineさん
「この世から囲碁がなくなりました。」
「でどうなりました？」
「『レッツ碁』というベタネタが永久封印されました。」

　封印どころか、そのベタ過ぎた存在が違法になるでしょう。碁がなくなった瞬間から、「レッツ碁」の関係者は粛清される危険があります。

「この世から囲碁がなくなりました。」
「でどうなりました？」
「黒石市と白石市が、張り合う理由をなくしてしまって困ってるようです。」

　その２市も同時に消失します。きゃあああ！

iwannさん
世界の共通碁（語）がなくなり、世界がめちゃくちゃになりました

　まさか囲碁人口は英語人口より多かったのでしょうか？？

続く