テーマ:囲碁全般(745)
カテゴリ:囲碁
第74回新囲碁ボケ結果発表
お題 美絵子さん「~はどうですか?」 ○○プロ「○○。」 解説 今回はなかなか投稿が伸びず皆さん苦労された気配です。自由度が高くて逆に難しいパターンだったようです。最近の傾向を分析すると、オチだけを答えさせるお題に投稿が集まる傾向があるようです。 振りとオチを両方考えるのは確かに苦労なんですが、ドンドコドンの平畠さんは言っています。 「オチだけというのはですね、まあ言うてみれば置碁の黒みたいな感じですね。そんでもってオチと振りを両方答えると言うのはですね、まあこれ言うてみればですね、<互先の碁>、まあそんな感じがするわけですよ。」 さらに古館一郎さんも以下のように言っています。 「振りとオチだと投稿が減ると言うのはですね、何かこう今の時代を象徴しているような気がするんですよ。そんな時代だからこそですね、私も含めてですね、もう一度みんなで囲碁ボケ憲章の意味を考え直してみる必要があるんじゃないかと思います。」 皆さん苦労しながらも、駄洒落系、ナンセンス系など様々な作品を寄せていただきました。 選者としては、テレビでの放送事故的なボケネタも期待した出題でした。つまり会話のネタそのもので落すだけでなく、その映像を思い浮かべて笑ってしまう作品が高評価です。 作品講評 (投稿順) hexagobanさん 中島「アタリはどうですか?」 中野九段「キライです。」 中島「やっぱり」 この作品は、待ってましたとばかりに出題した瞬間に投稿されたのでビックリしました。早いのが取り得の岡本信人さんは予めお題を知っていた気配がしますが、これは正真正銘の瞬間解凍、もとい解答で、まさに解答ルパンといった感じです。 中野先生の突然のボケに、中島先生の対応が見事で爆笑です。この調子なら今回は100投稿越え確実、と喜んだのですが・・・ kyonchnさん 中島「カタリン五段の地合いはどうですか?」 武宮九段「足らぬ。か、足りん。」 中島「足りないんですね。」 フルネームが、タラヌ カタリンなんですね。切れのある作品で素晴らしいです。ちょっとこの名前は出来すぎって感じですが、改名するにしても姓と名前両方変えないといけないとは! 中島「この局面で出切りはどうですか?」 小松九段「かこいいですね。オデギリジョー。 そして僕の名前はヒデキだじょー!」 ばかばかしいんですが、想像したら爆笑しました。これはやってほしいです。 かものはし☆さん 中島「今の一手は、どうでしょうか?」 井澤秋乃四段「その手は、ノンノン」 これは、ゾクゾクしそうな可愛さもあって良いですね。はぁぁビバノンノン!絶賛です。 中島「今のは、俗手のようにも見えますが」 矢代五段「やっ、シー!」 かなり無理やりですが、内緒話風の解説もいいですねえ。 iwannさん 中島「江頭2時50分さんどうですか?」 金秀俊「おいー俺は江頭じゃねー。そんなこというやつはがっぺむかつく。」 凄まじい振りですね。金先生が乗ってくれなかったら、悲惨なことに。乗ってくれて良かったあ。 新米刑事さん 中島「黒はどうですか?」 山下棋聖(視線を落とし)「あなたは白、いや花柄もいいな。ハァ~アヘ。」 中島「キャ!」 新米さん、芸が広がって来ましたねえ。山下先生のこのハプニングはすでに実現したものの、カットされたんじゃないかと睨んでます。 kyonchnさん 中島初段「AUはどうですか?」 武宮九段「違うよー。金だよー。」 これは、すぐ反応できる武宮先生の頭の回転が驚異的です。 中島初段「ここでのキカシはどうですか?」 依田九段「えっ!!いいの?」(唸りはじめる) NHKの解説中でもあわよくばと狙っている依田先生の意気込みが良く表現されていて、素晴らしいですね。これで出入り禁止確定しそうです。 郷禄介さん 中島「鈴木四段かわいいですね、お嫁にどうですか?」 陳「えっ、ホントにいいの?!」 はい、いいです。多くのファンがその日を待ってます。ところで、作品としては完成してるんですが、マニア的には中島先生にオチをしっかり言わせてほしかったですね。←(何マニア?) pg(ピィジィ)さん 中島初段「いまのはどうですか?」 知念かおりプロ「小手ですね」 剣道の小手に絡めたネタ、でOKでしょうか。剣道の試合って、解説してもらわないと、素人にはどっちが入ったのかサッパリわからないんですが、その雰囲気も出ていて最高です。ただ、選者が知念プロが剣道やってたのを知らなくて、すぐに分らなかったのが不運で、「小手が入ってます。」くらいにしてもらったらMVPでした。 中島初段「今のキリはどうですか?」 大矢九段「いやぁーーこの先どうなるか見えない濃霧状態ですねぇ」 うまい!見事に綺麗に決まりましたね。大矢先生があの口調で言ってるのが聞こえてくる感じです。ぜひ、一度言ってもらいたいですね。 na4143さん 中島初段「依田九段レーザー・レーサーの着心地は どうですか?」 依田九段「うーん着られるだけでもうけものだね」 スピード社水着を取り上げたタイムリーネタですね。振りに無理があるんですが、水着で解説してるんでしょうか。オチが最高です。 中島初段「石田九段、日本勢が世界戦に勝てないのはどうしてでしょう?」 石田九段「やっぱりねレーザー・レーサーとかユニクロを着ないからこれで1.5目違うんですよ」 スポーツの世界は道具であんなに影響されて洒落にならない状況になってますけど、科学の進歩は容赦ないんで、そのうち囲碁も他人事じゃなくなるかも知れないですよ。 中島「石田九段、日本勢がモビルスーツを装備したらどうでしょう?」 石田九段「いや、あれはね燃費が悪い。コミにして 2.5目違うんですよ。地球温暖化にも影響あるし味が悪い。」 レーザーレーサーからさらに発展させて来ましたね。人に取られなくて良かったですね。バカバカシ系の最高峰ですが、石田9段の冷静な調子が可笑しさを引き立てて、見事な作品です。 GO!さん 中島「形勢はどうですか?」 光一「リンリンがフリンリン、キミとボクもフリンリン」 リズム感もあっていいですね。あえて中島先生の突っ込みを入れずに、何とも言えない余韻が醸し出されていますね。トコトン想像させられる作品です。 kyonchnさん 中島初段「この選択はどうですか?」 結城九段「なんとも言えませんね。京都から神戸に行くのにはJRと阪急の2つの筋があって、JRを選択した場合は一本道なんですが、阪急の方を選択するとね、これがまた三宮行きに十三か梅田のどちらで乗り換えるかっていう悩ましい筋があるんですよ。十三乗り換えなら少しだけ早くつく可能性があるんですが、席が空いているかどうかわからないし、梅田乗り換えだとちょっと時間がかかるんですが、ほぼ確実に座れます。乗り換えてからも40分程乗らないといけませんからね、これは大きいです。どちらにしても同じ電車ですから、この場合は時刻表との関係が重要です。時間を重視すればJRが最善の選択なんですが、運賃の方面で少し弱いですから。」 中島初段「梅田から阪神電車の筋はどうですか?」 結城九段「それはちょっと方向違いになりますね。」 延々と突っ込みが入らないのがスゴイですね。結城先生の解説では、一局にどこかで電車談義が出てきたら、大いに受けそうですね。 郷禄介さん トラックバック作品 Tバック女王!もとい!トラックバックの帝王郷さん、ますます乗って来ましたねえ。意外な展開で、素晴らしくドラマチックな作品です。 hexagobanさん 中島「この絞られた形はどうですか?」 武宮「ボクはこう見えても団子石結構好きなんですよ、タンゴ踊りたくなってきちゃうんでね、はい、じゃあミエちゃん、手を前へだして・・・」 中島「先生・・・」 これは何と言うか、あっても不思議ない気がしてくる恐ろしい作品です。 na4143さん 中島「横田九段、結城九段がナダレましたね?」 横田九段「地球温暖化の影響が、ついに囲碁界にもでましたね。」 中島「内曲がり外曲がりどちらがいいんですか?」 横田九段「陳九段は左曲がりだったと思います。 でも最近見ていないからなぁ。」 中島「関西棋院ってそうなんだ!!」 雪崩とナダレは相当に強引ですが、最後に「そうなんだって、なにがそうなんだろう?」と考えさせる絶妙の突っ込みで決まりました。 中島「横田九段、陳九段ツブレですか?」 横田九段「陳九段のがツブレることは絶対ありえない。断言できます。」 中島「でも、もしツブレたらどうしますか?」 横田九段「お○○に転職するのかなぁ。華麗な振りかわりですね。」 ボケとしては一ひねりほしいところですが、芸の広がりを評価します。 中島「横田九段、陳九段のは二眼ありますか?」 横田九段「陳九段が二丸あるに決まってます。断言できます。」 中島「でも、後手半眼ではないですか?」 横田九段「環境ホルモンの影響かなぁ。」 中島「噛み合っていませんね。」 これですよ!環境ホルモンを提示したことで、地球の環境問題も表現されて非常に格調高い作品に仕上がっています。男子三日会わざれば~と言うますが、見事な進化です。 ゆうすけさん 中島初段「大阪から宝塚はどうですか?」 結城九段「そうですね。大阪から宝塚へはJRと阪急の2つの選択肢があります。JRは尼崎で乗り換えればすぐにつきますし、場合によれば乗り換えなしでも行けますね。阪急は時間がかかりますし、途中の石橋で気づいたら箕面行きだったなんて言うことも怒りますからね。それでそのまま箕面に行ってしまって浮気みたいになってしまったり(笑)ただJRは運賃が高いですし・・」 中島初段「浮気なんて、まさか結城先生??」 結城九段「ギク」 これも、結城先生の電車談義ですね。調子に乗って浮気まで口を滑らしたのが良いですね。 iwannさん 中島「磯野ー野球やろうよ。」 黄いそ「そっちの中島かよ!」 これは、中島先生の発言が想像し難いのですが、あまりの馬鹿馬鹿しさが衝撃的でした。いそ先生を持ってきたのも見事です。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 11, 2008 11:03:23 PM
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