カテゴリ:囲碁
週末にしばしば妻の指示でスーパーに買い物に行くのだが、ここでの最大のイベントはレジ並びである。どのレジも混んでいるのだが、その中で一番早く順番が来るレジに並ぶ勝負に挑むのである。
まずは、ザッと見回して第一感で早そうな所に並ぶ。そして、10秒くらいの時間ですべてのレジの状況を分析する。 並んでいる人数やその品数だけでなく、レジ係の実力や客のお金を出す瞬発力など様々な事柄を検討するのだ。その結果、ここと睨んだ所に移動することが多い。 ところが、勝負師として情けないことに、移動して成功するケースはまずない。ほとんどの場合、読みが外れてしまう。最初に並んでいて見切りをつけたレジが結局一番早かったと言うケースがほとんどだ。ほんの数秒程度の遅れでも強烈な敗北感に襲われる(私だけか?)。 今日のNHK杯で剣持先生も言っていたが、解説者が口を揃えて言うのは「第一感が正しいことがほとんど、一度考えてしまうと別の手を打ちたくなる。」という事。まさに囲碁は人生の縮図。でも、分かっていても止められない。そうしなきゃ碁を打った(生きている)気がしないんだよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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