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nipparatの日記 囲碁 不思議体験 

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Nov 11, 2018
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 大学に入学して初めて参加した団体戦の一局から。白番の碁で黒は当時黄金時代を築いていた東北大のエースTさん。左下で白が定石手順を間違えてしまったのだが、意外にそれほど悪くなっていないようだ。上辺の白579辺りはすいぶんのんびりした打ち方で、今なら絶対打たないと思うのだが、天頂で検討すると悪い手と言えず、白19の時点では白が少し良いようだ。碁は本当に不思議だ

 

実戦図1


 局面は進んで、以下白1が決め手になるはずの手。

 

実戦図2



  ところが、以下の進行は何とも甘い打ち方をしたものだ。白3では4に引いて黒苦しいし、白56に下がって頑張ってしまうのもあった。ただ碁は細かく、この後ヨセで頑張って1.5目勝ちとなった。Tさんはこの時61敗で、全勝賞を妨げる大金星となった。いきなり定石を間違えたり、甘い手が出たりして面食らったと思うが、私も下手なりに必死に打っていたと思う。

 

実戦図3


 Tさんは、すぐに卒業したのでこの後学生時代に打つ機会はなかったが、
15年以上経ち、再び対戦するようになった。以下、その内の一局、2003年のアマ十傑戦県大会の対戦。私の黒番の碁。Tさんとの対戦では、他の人以上に気合が入った。

 13が工夫した手順。白4から出切りには上から当てて捨てるくらいの相場だったが、黒7は暴走気味の頑張り。

  

実戦図4


 以下のように進み。

 

実戦図5


 下辺は劫になった。ほぼ黒取られだが、劫仕掛けをにらみ左辺で得し上辺9に回りまだまだいい勝負。難しい戦いが続いた。
 2000年から2003年までに3局打ちいつも難しい碁になり2勝1敗の記録が残っているが、残念な事にその後Tさんはぱったり出て来なくなってしまった。


実戦図6







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Last updated  Nov 11, 2018 01:13:45 AM
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Comments

nipparat@ Re[1]:追悼 畑正憲氏(04/08) GO!さんへ  ぜひお楽しみください。今回…
GO!@ Re:追悼 畑正憲氏(04/08) 11/11にしずおか囲碁まつりでまた伺う予定…
GO!@ Re[2]:追悼 畑正憲氏(04/08) nipparatさんへ 久能山東照宮は行ってみ…
nipparat@ Re:追悼 畑正憲氏(04/08) あまり確認しておらず、返事が遅くなりす…
GO!@ Re:追悼 畑正憲氏(04/08) しばらくご投稿がなかったので、案じてい…

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