テーマ:今日の出来事(287373)
カテゴリ:村のこと
午後9時45分頃、有線放送で結果が流されました。
当選 大日方茂木(無所属新)59歳 1327票 鎌倉 晨弥(現職) 71歳 1292票 投票率90.93% 有効投票数 2619票 無効投票数 30票 開票作業が8時45分からでしたから、発表までに1時間。 接戦だったせいで慎重を期したのか、放送までに時間がかかりました。 素人判断では、選挙戦は告示前は現職が有利に思え、告示してからは新人候補がぐんぐんと勢いを伸ばしているように感じました。 接戦にはなるだろうと思ってはいましたが、予想以上に僅差でびっくり。 当選した大日方さんは「自立(自律)の村づくり」推進。 現職だった鎌倉さんは「自立のためには村民負担増か、国・県の支援の増加が必要。今後国・県・近隣市町村の動向を見極めつつ、村民が誇れる安心と幸せの郷土づくりをすすめます」 (共に選挙公報より) ともあれ、久方ぶりの村長選はいろんな意味で迫力がありました。 ただ一つ、とっても残念に思ったことがあります。 ******* 投票前の昨夕、夕陽に見とれていると、「最後のご挨拶にやって参りました」と選挙カーが回ってきた。 B候補は候補者をはじめ運転手以外の運動員が車を降りて歩きながら、家から出ている人たちと握手して明日の投票を依頼していた。 しばらくすると、A候補も同じように「最後のご挨拶」で回ってきた。 こちらは車の窓をいっぱいに開けて沿道に立つ人に頭を下げ、手を振っていた。 体調など諸々の条件があるから、「最後のご挨拶」の方法は、いろいろあっていいと思う。 びっくりしたのは、両派の打ち上げ挨拶が、同時刻にわずか30メートルも離れていない所でそれぞれ行われたことだ。 片方はこの地区の選挙事務所前。 他方はなぜそこを選んだのか、ちょっと理解に苦しむ所。 ものすごいことになっているなと感じて、私も近くまで行ってみた。 A候補陣営の誰かが、B候補の政策やらを強烈に批判していた。 共産党と手を結んでいるというようなことも言っていた。 給与をカットしたくらいで村の財政が建てなおせると思っているのか…等々。 聞いていて耳を被いたくなった。 遅れてB候補陣営でも挨拶が始まった。 B候補側は申し合わせたのか、相手の批判・悪口は一切言わなかった。 ただ最後に我慢しかねたのか、運動員の一人が 「遊説中に車ですれ違っても、こちらが挨拶をしても一切無視された」 とだけ言っていた。 新聞紙上には両候補の遊説カーがすれ違いながら、運動員が下車して挨拶しているように見える写真が掲載されていたから、「えっ」という感じだったが、この最後のごあいさつの場にいた人は、真実はどちらだかわかったのではないだろうか… 最後は、自分の村政への抱負を語り、互いの健闘を称えあって 明日の結果を待つという姿で終わってほしかった… なんてのは、第三者だから言えるのかなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[村のこと] カテゴリの最新記事
|
|