先日、鉄道友の会のHPによると、今年度のブルーリボン賞に小田急ロマンスカーVSE(50000系)が選ばれたそうだ。私の地元の鉄道路線だし、率直に言えばうれしいことだ。
小田急本社にとってもうれしいニュースだと思う。ロマンスカーがブルーリボン賞を受賞するのは、とても久しぶりのことだからだ。前回は'92年のロマンスカーRSE(20000系あさぎり号)。
その間には30000系EXEがある。でもさすがにあれはビジネスライクが強いと思う。展望席なし、併結運転可能と機能性を重視したものとなったが、「こんなのロマンスカーじゃない!」という批判的な意見が多いのも分かる。ブルーリボン賞を取り逃がした、ということはロマンスカーの伝統から逸脱した、ということになってしまっているのか。
少し先の話になるが、2年後にはロマンスカーの千代田線への乗り入れが始まる。これは画期的なことだ。しかし地下鉄対応の車両を作るには、いろいろな制約を受けざるを得ないので、EXEと同じように展望席は期待できない、とみていいだろう。
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