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テーマ:プロ野球全般。(13155)
カテゴリ:オリックス・バファローズ
先ほど、楽天ブログ内をネットサーフィンしていたら、びっくり仰天なニュースを目にした。バファローズという名前が消えるかもしれないというのである。
バファローズ消滅…オリ来季球団名公募(18日、日刊スポーツ) オリックスが「バファローズ」の名称を来季から変更する方向で調整していることが17日、分かった。新名称は一般公募で決める方針で、本拠地名の「大阪」も冠する予定だ。04年オフの球団統合で近鉄から引き継いだバファローズの名称は消滅する。ユニホームも大幅に刷新し、真の新球団として生まれ変わる。 59年の「近鉄バファロー」に始まり、62年に「バファローズ」と改称され、半世紀近くも愛されてきた名称が今季限りで消える。オリックスは合併の象徴ともいえるチーム名をあえて消滅させることで、新球団として新たな出発を目指す狙いだ。 すでに宮内義彦オーナー(74)の了承も得ている。新名称は91年の変更時と同様に、一般公募を経た上で球団サイドが最終決定することになりそうだ。 05年からホームユニホームなどで使用する「Bs」(ビーズ)の略称が定着しているため、そのまま「ビーズ」を採用する案もあるが、「新生」を強調するため新愛称を用いることが濃厚で、「ブルーウェーブ」に戻す可能性は低い。 88年に阪急を買収。3年間はブレーブスの名称を引き継いだが、91年にブルーウェーブに変更。95年からのリーグ連覇など黄金期を経験するなど神戸の球団として定着したが合併で再び、大きな変革を迎えた。 近鉄は07年限りでオリックスの球団経営から完全撤退。合併以来、ユニホームの左袖に付けていた「近鉄」の広告もなくなり、在籍選手やスタッフをのぞけば“名残”は愛称だけだった。旧球団の名前を残すことが融合の妨げになるとの意見も球団内で根強く、チーム名変更は数年前から検討されてきた。 オリックスは合併時に、本拠地を大阪と神戸のダブルフランチャイズとしたが、08年からは大阪に一本化した。来年は本格的に「大阪の球団」をアピールする節目と位置づけており、そのタイミングで名称変更に踏み切るとみられる。また、球団名も初めて地域名を冠し「大阪オリックス」にする可能性が高い。 旧近鉄ファンの落胆は予想されるが、球団幹部は「近鉄ファン、オリックスファン、大阪や神戸の人々など、複雑な思いや事情がある。それらを踏まえて慎重に話を進めないといけない」と話す。球団繁栄のため、名実とも「大阪のオリックス」に生まれ変わる。2日後にはバファローズのラストイヤーが開幕。岡田監督のもと変革の道を突き進むオリックスの戦いが注目される。 (引用終わり) 「バファローズ」という名前が残っているからこそ今まで応援してきた。また、神戸も私の母の地元であり、神戸にはかなり愛着がある。言ってみれば「バファローズが神戸にやってきた」という感覚で応援してきた、という考え方もできるだろう。しかしこの報道を知って私は大いに困惑している。かつて近鉄ファンだった私にとって、そして神戸という町が好きな私にとって、合併球団を応援する根拠がなくなるかもしれない事態だ。 合併直後のオリックスでは大阪ドーム、神戸スカイマークそれぞれで年間34試合ずつ(2006年)の主催試合があった。しかし当初の構想では、合併からの数年間で少しずつ大阪ドームでの主催試合数を増やし、最終的には神戸での試合数は年間数試合にまで減らす予定だった。この計画に対しては神戸市側の大きな反発があったためか、オリックスが当初の予定を変更し、年間の3分の1の主催試合を神戸で開催することで今日に至っている。 ところが今回の大阪へ完全移転、大阪のオリックスということを大きくアピールするということになると、旧近鉄ファン、そして兵庫県在住のファンは・・・心の中にポッカリと大きな穴が開くに違いない。 2006年6月23日の日記「オリックスは神戸を捨てる気なのか」 もし、バファローズという名前が消滅するのを百歩譲って認めるとして新チーム名公募に参加するとしても、2つの歴史の融合という意味でオリックスという企業名はいっそのこと球団名から外したほうがいい。これは1993年に大洋ホエールズがやったことと同じことだ。イメージを刷新して大幅なチーム改革に乗り出す。そのための第一歩として、球団名から企業名を外して、旧オリックス、旧近鉄、両者がわだかまりなく応援できる名前にしてほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 18, 2010 11:33:09 PM
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