サッカー・ワールドカップ3次予選の日本VS北朝鮮戦が15日に平壌で開かれる。圧倒的アウェーの状態でも日本代表にはがんばってほしい。そんな中、北朝鮮による拉致被害者家族会が「平壌観光はやめてほしい」との声明を出した(家族会とすれば当然だろうが・・・)。
平壌観光やめて=W杯ツアーに拉致家族-旅行会社「配慮不足だった」(10日、時事通信)
北朝鮮で15日に行われるサッカーワールドカップ(W杯)アジア3次予選の日本-北朝鮮戦の公認ツアーが、平壌市内の主体(チュチェ)思想塔など、故金日成主席をたたえる施設の観光を日程に組んでいたことが10日、分かった。拉致被害者の家族会と支援団体「救う会」の抗議を受け、日本サッカー協会と政府は対応を協議している。主催する旅行会社は「拉致問題の観点を認識していなかった。配慮不足だった」と説明している。
ツアーは、14日から2泊3日の日程で西鉄旅行(福岡市)が企画。15日午前に、故金主席をたたえるために造られた主体思想塔や凱旋(がいせん)門、大規模な軍事パレードが行われる金日成広場の観光を盛り込み、65人が応募した。
政府は国民に要請している北朝鮮への渡航自粛を、今回に限って解除した。家族会なども観戦は容認したが、「観光は自粛対象のはず」と指摘。3カ所とも拉致が行われた時代の主席をあがめた場所であり、見直しを政府と協会に要請した。
(引用終わり)
普段、家族会のメンバーの中には政府への働きかけなので一生懸命努力している方もいらっしゃると思うが、私はこの記事を読んで「家族会は何様のつもりだよ!」と思った。いくら金正日が憎いからと言って、「観光もやめてほしい」とはどういうつもりだろうか。
サッカー観戦のついでに、平壌の名所を見て、名物料理を食べ、地下鉄にも乗って、文化の違いを知る。それを楽しむのもアリだったのではないか?当然、北朝鮮だから観光スポットは制限されるだろうし、自国民の悲惨な生活を調べたいと思っても見れないと思うし・・・。それでも国交がない北朝鮮に行けるのは貴重な体験で、ぜひ観光も楽しんでほしいと思っている。
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Last updated
Nov 23, 2022 09:47:38 AM
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