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　今日は第22話。中盤の山場だ。

　前回、何とかしてトランプ王国から元の世界に帰って来られた一行。でも救出した王女様はいまだに氷漬けの状態。さあ、どうするか？

　六花「王子様のキスで決まりでしょ！」
　マナ「ジョーさん、お願いします！」

　こいつら･･･（苦笑）。ちなみにまこぴーは「えっ！？」と困惑の顔だった。そこで婚約者であるジョー岡田が（オープニングアニメの間に）キスをしてみた。でも･･･、何も起こらなかった。みんなで相談した結果、ジョー岡田が王女様の身を何とか隠すことにした。･･･でもジョー岡田の店って、ジコチューサイドから見れば「プリキュアのアジト」ということになり、さらに危険になると思うのだが･･･。

　・レジーナ、人の温かさに触れる。
　さらに、王女様とともに人間界に連れて来た人物がもう一人。レジーナである。これからの身の振り方を漠然と考えていた彼女だったが、マナが取り敢えず引き取ることにした。マナはレジーナのことが大好きだと本気で言った。さらに、

　まこぴー「私にも伝わったわ、あなたの気持ち･･･。ありがとう、マナを助けてくれて」

　まこぴーもマナに出会ってから大分変わったな。最初の頃は「仲間なんて、要らない！」と言い（第2話参照）、さらにレジーナと初対面の時には敵意丸出し（第16話参照）だったのに。レジーナもそうだけど、人ってここまで変われるんだなあ･･･と思ったシーンだった。


　レジーナはマナの家族とともに夕食を食べ（そういえばマナの両親と祖父が登場したのは第6話以来だな。お久しぶりです）、マナと一緒に寝て（またPixivが大騒ぎになりそう･･･）、さらに数日後にはみんなでピクニックに出かけた。出かけたのは海岸だった。でも、レジーナ･･･砂でお城を作ってもうすぐ完成というのに水を流そうとするな！！でもこれはご愛嬌だ。

　みんなで海を見つめていると、マナの父親がこう言った。
　父親「どこまでも続く空と海を見て、こう思うんだ。この海は世界とつながっている。この空は果てしない宇宙とつながっている。だったらちっぽけなことで迷ってないで、ちょっとずつでいいから前に進んでみようって」

　ここはエンディングテーマの歌詞とシンクロしているな。でもそのプラス思考の考え方がマナに引き継がれたのかも。マナは父親譲りのキャラだと思った。
　

　・中ボス3人が格段にパワーアップしてる！！
　とうとうレジーナの居場所を突き止めた中ボス3人。今までヘタレキャラみたいな扱いだった3人だが、（短期間で特訓を積み重ねたのか）メチャクチャ強くなって人間界にやって来た。
　象徴的だったのは、キュアロゼッタが防御している間に、後ろからベールが攻撃したところだ。何と言う陽動作戦だ！それまでの中ボスでは考えられなかった、盲点を突く作戦を展開してきた。


　・レジーナ、洗脳される！もはやこれまでか、プリキュア！

　レジーナ「マナ！！･･･何っ、この胸の苦しみは･･･！！」
　キングジコチュー「それは、お前が愛を知ったからだ」

　キングジコチュー、人間界に降臨！？･･･かと思いきや、彼が作り出した幻だった。スターウォーズでいうとダース・シディアスみたいなキャラだな（実際、ダース・シディアスもラスボスなのだが）。果たしてレジーナは自分の信念を貫くルークみたいになるのか、それとも心を見透かされて闇落ちするアナキンみたいになるのか･･･。

　キングジコチューから悪のジャネジーをもらった（というよりかは刻み込まれた）レジーナ。格段にパワーアップしてプリキュアと対峙した。

　「レジーナ！･･･もう友達なんだってばあ！」

　そんな内容のみんなの声は、もう闇落ちしたレジーナの心には響かなかった。

　さらに、ラブリーフォースアローでレジーナを浄化しようとした時だった。キュアハートが弓矢を降ろした！友達になれた子を攻撃することはできない。心の整理がつかない。彼女にとっては泣いて馬謖（ばしょく）を斬るような気持ちだった。
　レジーナから一撃を喰らった4人はいつの間にか変身が解けた。もうこれまでか！


　・愛の切り札、現る！
　プリキュアが大ピンチに陥った時、これまでの新キャラ登場フラグが回収された（第14話参照）。全5色のロイヤルクリスタルがセットされ、巨大な光が発せられた。

　誰だ！？

　「･･･愛の切り札、キュアエース！」


　このキュアエースを演じるのは釘宮理恵さん。超大物声優を起用したこの追加戦士はどんな戦いを見せてくれるのか、次回が楽しみだ！

　ただ、この戦いでもって「レジーナ＝キュアエース」説は完全に否定された。

　余談だが･･･、釘宮理恵さんも声の質が全然違うな！私は釘宮さん＝水瀬伊織（アイドルマスター）、三千院ナギ（「ハヤテのごとく！」）のイメージがあったのだが、そのイメージを覆す声だった。