私は8年前にポルトガルへ一人旅をしました。私はその際、首都・リスボン(Lisboa)、世界遺産の都市・シントラ(Sintra)、そしてユーラシア大陸の西端・ロカ岬(Cabo da Roca)を訪問しました。しかしその3か所はいずれも「リスボン首都圏」に属する地域ばかりで、遠隔地へ行く機会はなかなかありません。
東部: (1)サンミゲル島(Ilha de São Miguel)
→アソーレス諸島の玄関口。州都・ポンタ・デルガダ(Ponta Delgada)があります。諸島の中で最大の面積を誇る島であり、諸島全体の人口(約23万6,000人)の半分にあたる約13万3,000人がこの島に密集します。サッカーチーム・サンタ・クララ(ポルトガル1部リーグ所属)の本拠地でもあります。
首都・リスボンからは飛行機で約2時間25分。
(2)サンタマリア島(Ilha de Santa Maria)
→アソーレス諸島の中で最も東に位置する島。つまり諸島の中で大陸に一番近い島です。
中部: (3)テルセイラ島(Ilha Terceira)
→諸島の中で2番目の人口(約5万6,000人)を誇る島。中心都市・アングラ・ド・エロイズモ(Angra do Heroísmo)の中心地区は世界遺産に指定されています。また、アソーレス諸島の地方裁判所の本庁がその都市に設置されています。
(4)サンジョルジェ島(Ilha de São Jorge)
→東西に細長い島で、トレッキングが人気。
(5)ピコ島 (Ilha do Pico)
→諸島の中では2番目に大きい面積を誇る島。漁業やワイン造りが盛んな島。独特なブドウ栽培の風景は「ピコ島のブドウ園文化の景観」として世界遺産に登録されました。1980年までは捕鯨船の基地としても有名でした。
(6)ファイアル島(Ilha do Faial)
→中心となる町・オルタ(Horta)は大西洋を横断するヨットの寄港地となっています。