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カテゴリ:秋田 福乃友
【福乃友酒造】 秋田県大仙市
大正2年創業。「雄物川」の近くに位置し、軟水の地下水に恵まれ、地酒“福乃友”の蔵として地域の人々に愛飲されてきました。雪国の気候条件を利用した、冬季間の酒造りをしています。また、手造りを主体にした酒造り、個性ある商品造りを目指しています。「農純派」(濃醇派)の福乃友として、原料の米は地元「契約栽培」を基本とし、農家の方々と一緒に安全な米づくりを研究しています。 福乃友「冬樹」 純米吟醸無調整生原酒 原料米 /キヨニシキ 精米歩合/55% 日本酒度/-2 酸度 /2.3 720ml /1,600円 1.8L /3,280円 社長から一転、一蔵人となった一星工場長が自ら造りに携わって醸された渾身の一本がこの「冬樹」です。 長年愛飲されている方は、冬樹の味わいの移り変わりを、感じ、楽しんでいただいてたことでしょう。昨年の冬樹(新生福乃友が醸した冬樹)はいかがだったでしょうか?年と共にこなれてきて完成度を増してきた従来の冬樹から、昔ながらの荒々しさ、野生的な味わいに戻ってきたと思われた方も少なくはないと思います。 さて、今年の冬樹の出来はどうでしょう。従来の冬樹に比べれば少しスッキリした印象。ふくよかな酸味が適度な旨味をたたえ、食中酒として料理との相性を示してくれます。 極力手を加えず、自然に任せた醸造が行われるこの「冬樹」は、その年によってさまざまな味わいを見せてくれます。それがこの「冬樹」の魅力です。 「無濾過生原酒(無調整)で20年目以上。 今ではキヨニシキも幻の米に・・・」 実は「冬樹」は緑のラベルの他に、「青」のラベルも存在します。宮城県外バージョンです。年によって米が違います。 「緑」冬樹は、20数年前に一星社長が宮城県に最初に売り込みに来たのがきっかけで誕生しました。 以来、 ●地米キヨニシキ ●無調整生原 ●緑ラベル にこだわり、宮城県限定の特別バージョンとして販売され続けています。 20年前、地米キヨニシキは、寿司米にも使用される人気銘柄でした。それが昨年、秋田県の指定品種からはずされてしまいました。もはや作る人がいないのです。しかし「冬樹」は契約栽培のキヨニシキで今年も醸されました。今後の「冬樹」の為にも、もっと世に広め、「キヨニシキの冬樹」を飲みつづけていきたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/02/16 07:44:16 PM
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