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にしわき眼科クリニック。

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2014.05.06
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カテゴリ:外来診療一般

 目をこする・触る・打撲する習慣のある患者様というのが以前から一定の頻度でいらっしゃいます。花粉症による目のかゆみが出た状態の方、アトピー性皮膚炎がある方、またボクシングをされていて相手から目にパンチを貰いやすい方、などですね。また、例えば目がかゆかったり調子がおかしい時に、「こすると治る」と思っている患者様と言うのもたまにいらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 今日は大切なことを申し上げたいのですが、

 

 

 

 

 

 

 目は極めて打撲に弱い組織 

 

 

 

 

 

 

です。

 

 

 

 

 

 

 

 慢性的に目を触っていると、そのダメージが蓄積して若くても白内障になったり、ひどい時には網膜はく離になったりすることもあります。実際、アトピー性皮膚炎やボクサーの方に白内障や網膜はく離が多いのは我々眼科専門医の間では常識なのです。しばらく前に引退された国民的人気を誇ったボクサーの方も若くして白内障手術を受けられていましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 また、目がかゆくてこするとその瞬間だけは気持ちが良いですが、結果的には炎症が増悪して逆に状態は悪化し、かえって苦しむことになります。

 

 

 

 

 

 

 

 つまり、 目がおかしい時に触るのは逆効果で一つもよいことはない のです。

 

 

 

 

 

 

 

 目が変な時には、触るのを我慢し、保険証を持ってすぐに近くの眼科専門医を受診する というのが正解です。覚えておいてくださいね。






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最終更新日  2014.05.06 16:22:15



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