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池上さんが送ってくれた森詠さんの著作”日に新たなり”を一気に読みました。というか
一気に読めてしまうのです。40年前のあの時代の寮の生活をまるまる追体験させてくれます。新入生歓迎会から、寮祭、バイト生活。食堂の亀五郎夫妻が調理してくれた、食事のまずさと安さ、ファイアストームと女子美寮、毎日お世話になった木造板張りトイレの落書き、向かいの銭湯”草津湯”のこと、などなど、もと日新寮生の誰をもあのときにタイムスリップさせてくれるでしょう。貴重な書です。 もと寮生の方、どうぞご一読ください。ご参考にその中からトイレの落書きの一説を下記に引 用させてください。みなさんきっとなじみがあるはずですよ。 ”イッヒ、フンバルテ、ダッス、ウンチ” ”秋の日のウィオロンの ため息の身にしみて ひたぶるにうら悲し。。。” ”毛を分けてぐっと差し込む二三寸,女喜ぶ金のかんざし” ”ミラボー橋の下セーヌ川が流れ 、われらの恋が流れる。 わたしは思い出す 悩 みのあとには楽しみが来ると ” その他押入れの落書きの傑作集?は次回掲載します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
落書きのミラボー橋の下、セーヌは流れる~はトイレにあったもので外語に入った時、1番最初に読んだもので強烈な印象が残っています。1っぺんに40年前に戻った気がしました。
(2008年04月23日 15時42分30秒)
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