カテゴリ:本
今頃になって「鈍感力」を読んだ。 これは、2007年2月初版の本。 話題になったのは知っていたが、タイトルに反発して、読まなかったと記憶している。 著者渡辺淳一は、会社でも、恋愛でも、人生でも、病気でも、鈍感であるべき、 と書いている。 確かに、そんな鈍感なヤツは少なからずいた。 だが、女性が鈍感である生き物のように書いていることには同意できない。 女性が「血液」や「痛み」に対して強いことと「鈍感」は結び付かない。 私は、何事にも全力投球で対処してきた。 鈍感な社員がいれば、あらゆる場面でフォローしてきたし、 フォローしたことを鈍感社員に知らせたこともない。 鈍感な社員の周囲には、繊細な社員が、その数倍がいたのだ。 だから、鈍感な社員が鈍感なままでいられたのだ。 著者は何も分かっていない・・・・だから、日本はおかしくなったのだ。 と、いきり立つのがダメなのだろう。 この本は、鈍感に読めばいい、ということのようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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