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2007年11月27日
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テーマ:中国情報(414)
カテゴリ:中国ニュース
昨日公開された、初の月面画像は、嫦娥一号がCCD立体カメラで撮影した19本の画像データに処理を経て、つなぎ合わせて作成されたものだ。専門家の話では、嫦娥一号が月の全体像を撮影するには1ヶ月の時間が必要という。来年の1月には月全体の三次元画像が公開されるだろう。

【撮影された面積は北京8つ分】
中国最初の月探査計画の最初の月面写真は200kmの高度から撮影されている。撮影解像度は120m、撮影された場所は月の東経83から57度、南緯70度から54度の場所に位置する。幅は約280km、高さ460kmだ。主に斜長岩から形成され、大きさと形状、構造、年代がそれぞれ異なった衝突によるクレーターが分布している。右上の暗くなった部分は玄武岩で覆われている。

推測では、写真の撮影された面積は13万平方キロメートルを超える。北京8つ分の大きさに近い。また月の表面積の0.3%を占める。

【三次元の月画像は時間が必要】
中国科学院空間科学与応用中心(中国科学院空間科学と応用研究センター)の呉季主任は以下のように述べた。
現在公開された写真は2次元画像だ。衛星のカメラは中国科学院西安光学精密機械研究所が開発したCCD立体カメラで、このカメラは3つのレンズを持っている。月から200km離れた軌道上で、同じ場所に対し、前、中、後の3枚の写真を撮影できる。撮影された画像データは中国科学院空間科学与応用中心が開発したデータ採集、処理、記録機器を経て、衛星の発信機に送られ、指向性アンテナを通じて地球に送られる。

現在公表された画像はそのうち1つのレンズで撮影された画像である。そのため最終的に作成されるものは2次元の画像である。他の2つのレンズが撮影した画像データは現在ほぼ受け取りが終わっていて処理中である。3つのレンズのデータの処理が終わることで、一枚の立体月面画像が作られる。本当の立体月面写真はしばらく時間がかかるがすぐに公開できるだろう。

【月面の全体写真は来年1月公開】
国防科工委月球探測中心(中華人民共和国国防科学技術工業委員会月探査センター)のハオ希凡副主任は、嫦娥一号の撮影した月全部の立体画像は来年の1月に公開されるだろうと述べた。月の自転周期は1ヶ月のため、嫦娥一号が月の全体を撮影するのも1ヶ月の時間がかかるためだ。加えてその後のつなぎ合わせや処理が行われ、月全体写真の完成には来年の1月までかかるだろうと述べた。

【当初の撮影では震えるほど緊張】
昨日、月周回計画の姜景山副総設計士が話したことによると、衛星が起動した初めての搭載機器はCCD立体カメラだったという。カメラを初めて起動したとき、最初に送られてきた画像は真っ黒だった。姜氏は緊張のため震えが止まらなかったという。「衛星はすでに送信したのに、画像が見えない。我々は永遠に罪を問われるのだろうか?」45秒後、一枚のはっきりした月クレーターの画像が出てきたときは、みんなはほっとして肩をなでおろした。拍手が起こり、抱き合った。

昨日、嫦娥一号が放送した「歌唱祖国」の歌が天空から北京飛行コントロールセンターのホールに流れた。中国月探査計画の孫家棟総設計士は目に涙を浮かべた。「非常に感激だ。中国の宇宙事業はまた新しい第一歩を踏み出した。」と述べた。

【最初の写真はただの始まりに過ぎない】
最初の写真について、中国月探査計画の欧陽自遠首席は「とても良い」と評価した。また欧陽首席は最初の月面写真は完成したが、これは探査計画の始まりに過ぎないと述べた。嫦娥一号の他の探査機器は現在まだテスト中で、まだ全部が運用段階に入っていない。

2007年11月27日

ハオは赤の右に「おおざと」





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最終更新日  2007年11月27日 18時11分15秒
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