テーマ:中国情報(414)
カテゴリ:中国ニュース
国家航天局の李国平スポークスマンは記者会見で、11月26日に初の月画像が公表されたのに引き続き、国家航天局は9日、再び嫦娥一号の送信してきたデータで作成した月画像を公開したと話した。これらの月画像には最初に公開された月画像の三次元立体画像が含まれる。 11月26日以降、嫦娥一号の飛行と制御、通信、データ受信、及びデータ処理はすべて正常だという。更なる探査の要求を満たすため、12月2日、3日にかけて軌道維持作業を行い、衛星の軌道は近月点で193km、遠月点で194kmに調整された。 現在探査機器はすべて動作している。探査データを獲得し、処理を行っており、部分的な科学的成果も上げている。CCD立体画像のデータからは、一部地域の平面画像や立体画像、標高図が得られた。レーザ高度計の探査データは、初期段階の処理が行われ、衛星直下の標高データを取得した。初期段階の分析で高度データとCCD画像のデータがぴったりと一致することがわかっている。データの蓄積とデータ取得範囲の拡大にともない、精度はより向上するだろう。他の探査機器もデータを蓄積し処理が行われているところだ。 今後探査機器のデータから得た情況と地球側の受信処理の進展に基づいて、適時探査の成果が公表される。 嫦娥一号の搭載した30曲の歌の放送について、いかなる技術的な問題もないという。しかしどうして今まで延々と放送されなかったのかについて、李スポークスマンは「みなさんはまもなく「宇宙の歌」を聞けるだろう」と話した。その時がくれば受信方法が公開されるという。 2007年12月10日 http://news.xinhuanet.com/tech/2007-12/10/content_7224431.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月11日 20時14分34秒
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