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てきとう園芸日記

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May 11, 2008
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カテゴリ:胡蝶蘭
本格的な育成開始時期から逆算し,胡蝶蘭株分け&植え替えを実施しました.

逆算方法ですが,先ず屋外管理(=本格的な育成開始)は最低温度がコンスタントに15℃以上になる頃からですので,5月末~6月初旬と考えました.
植え替え後2週間は十分な温度が確保できる日陰で水を与えずに管理しなければならず(発根を促進する為:葉水はOK),更にそれから1週間はカーテン越しの室内で管理する(リハビリ期間ですねw)事から,屋外管理開始の3週間以上前に株分けを行う必要があるのです.
まぁリハビリ期間は不要かもしれませんけど.w
温室があればもっと早い時期(それこそ花後直ぐの3月)に株分けを行う事も可能です.
その方が育成期間を長く取れるので有利ですしねぇ~.
狭くお金が無い我が家では温室の導入など問題外ですが….

さて,先ずは植え替えの準備です.
最初に行うのは植え込み資材であるミズゴケを水で戻す作業.
これは植え替え前日までに行う必要があります.
私は COCOさんの方法を参考に実施しました.
すなわち,ビニール袋に必要な量のミズゴケをほぐして入れ,霧吹きでまんべんなく湿らして一晩放置し,余計な水分をしぼった後にゴミを取り除くのです.


乾いたミズゴケ


湿らせたミズゴケ(余計な水分をしぼる前)


取り除いたゴミ

結構な量のミズゴケのように見えますが,4株植え付けるにはこれだけでは足りず,結局もう一度同じ量のミズゴケを水で戻すことになりました.
当然それは一晩放置する事ができず….

次は鉢の準備です.
以前紹介したように,乾ききった素焼き鉢は吸水性が高すぎる為,そのまま使うと根を傷める恐れがありますので,本来なら水に浸して十分湿らせておく必要があります.
今回は半年前の写真をそのまま流用~.w


水に漬ける前


水に漬けた後

また,これも前回の緊急植え替えの時に書きましたが,鉢を水に漬ける時間は音と泡を目安にすればよいでしょう(音が聞こえなくなり泡の発生が収まればOK).
音は鉢に存在する無数の小さな穴から空気が抜ける時に発生するもので,鉢が吸水している間は『ジィー』と音がします.
発生する泡の写真も半年前の物をそのまま流用~.ww





実は今回の植え替えに際し,ナオリンさんから戴いた株の鉢は昨年の秋(2007/10/20)に使い始めた物だし,アマビリスの鉢も昨年の晩秋(2007/11/26)にトラブルがあって(w) 使い始めた物ですですから,単に傷んだミズゴケを交換する植え替えを実施するだけなら,鉢をワザワザ新品に取り替える必要はありませんでした.
実際にそのまま再利用しています.
それでも鉢を用意したのは,アマビリスに子株が複数出ていて株分けの必要があったからです.

尚,用いた素焼き鉢のサイズは3.5号.
ちなみに,植え込み資材にミズゴケを用いる場合は4号が限界です.
それ以上の号数だと鉢の内部が乾きにくく,過湿により根腐れしやすくなってしまいます.
まぁシンビジューム用のコンポストや硬質の日向土など,乾きやすい資材を用いた場合は鉢が大きくてもいいのかもしれませんけどね.w
但し嘘か本当かわかりませんが,根が窮屈に感じるくらいの方が花芽が出来やすいそうです.

最後の準備がハサミの消毒.
消毒は殺菌を目的としますが,ウィルスは通常の方法では不活性化できません.
熱もしくはリン酸三ナトリウム飽和液で処理すると良いようですが,一般人にリン酸三ナトリウムは簡単に入手できませんよね.w
手っ取り早いのはライターやコンロの火であぶる事.
熱湯程度では駄目なのだそうです.
株数が多いと株毎に火であぶるのは面倒臭いですが,私の場合2株だけだったのでコンロで熱して消毒しました.
こんな時,オール電化の家庭じゃなくって良かったと思います.
だってタバコを吸わないので,家にライターが無いのですよ~.
まぁ花火やBBQ用にチャッカマンを持っておりますが….

株数が多い場合はあらかじめ2本以上のハサミを用意し『使い終わったらリン酸三ナトリウム飽和液に漬け,代わりに今まで漬けていたハサミを使う』といった方法を取ると作業がスムーズに進行するそうです.


これでやっと準備完了~.
よ~やく実作業に入ります.

先ずは植え替えのみでよい『ナオリンさんから戴いた株』からスタート!
冬期~春までに2枚の葉が完成し,今月上旬には新たに新葉が確認できている非常に元気のいい株です.







当然最初に株を鉢から抜かないといけないのですが,この時にどうしても根が傷んでしまいます.
これは胡蝶蘭が着生植物であり,根が鉢に張り付いている為です.
そこでこの傷みを少しでも抑える為に,鉢を水に漬けて根を覆う白い海綿状組織をふやけさせました.
尚,真の根は海綿状組織の内部にある細い物体であり,海綿状組織は樹木等への着生と共生菌である蘭菌の住処として機能しています(蘭菌に関しての詳しいHPは幾らでもありますので,ここでの説明は省かせていただきます).

この状態で鉢底の穴からグイッと押し出して株を取り出しました.



続いて古いミズゴケを全て取り去り…



不要な(傷んだ)根を切り…



根を広げて,丸めたミズゴケを下からあてがい…



根の周りをミズゴケでくるみ…



鉢に押し込んで隙間にミズゴケを足して完成!



尚,この際ミズゴケはかなり大量に押し込みます.
その方が鉢内部の水分が一定となり,水分管理がやりやすいからです.
どれくらい強い力で押し込んだかと言うと,今回4株を植え付けた作業中に2鉢を破損してしまったくらいに….
って,流石にそこまでするのはやりすぎかな.w


続いて株分けが必要なアマビリスの植え替えを実施したのですが,それまで一気に書くと文字数制限に引っかかってしまうので,続きは後編へ~.w


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胡蝶蘭の株分け&植え替え作業内容報告(後編)はこちら





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Last updated  May 12, 2008 04:17:19 AM
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