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昨日の就活コース「合格ES講座」の中で、私は面接をしてみると、眉毛と目の動きを見れば、10秒で「本当にそう思って言っているかどうかが分かる」という余談を話した。
軽く紹介した話だったのだが、都久志会館から出て外にいたら、数人の学生からそのことばかり質問された。 中には「本当にそんなことがあるのか、できるのか」と不思議に感じた学生もいたようだ。 しかし、本当だ。 小林秀雄の「美を求める心」に川上哲治の話が出てくるが、私はあの話が真実であることを、高校の時以来、何度も感じてきた。 何年も漁業で暮らしている漁師は、海の表情を見ただけで漁の成果を予測できるだろう。 ずっと陸上競技を教えているコーチは、100m走を走らせてみれば、5秒でその選手がモノになるかどうか分かるだろう。 「ドイツの靴職人」の話はもう何回紹介してきたか分からないほど話してきたが、子供だって名作を見続ければ、瞬時に偽物を見抜く。 これに倣えば、私は「言葉」には特に敏感な人間だ。 自分が4ヶ国語を話せるのもあるが、どの外国語にしても、最初は表情を見つめざるをえなかった。 また、昔からの生い立ちのせいか、人の表情の一瞬の変化にも特に敏感だ。 さらに、忙しい経営者相手の営業を何千社とやってきたし、若者の就職・転職指導なら、もう何年も、一週間も休まず続けている。 歴史書や古典を読むのが好きなこともあるから、昔から美しい文章、名文は数限りなく読んでいる。 だから、数単語の組み合わせで知力や集中力が見える。 本当に勉強してモノにした言葉か、それとも付け焼き刃のメッキかどうかを見抜くのなんて簡単だ。 ミーハーな女子大生なら、10秒どころか5秒もかからない。 人は反復的に鍛錬すれば、必ずその道に熟達して目利きできるようになるものだ。 学生だって、ずっと焼鳥屋で焼鳥を焼いていれば、新人のセンスを見抜くのは難しくないだろう。 剣道を長年やってきた学生なら、竹刀を2、3回振らせてみれば、できるかどうか分かるだろう。 私が眉毛や目の動きを見れば、本気かどうか分かるというのは、それと同じ意味だ。 だから、私よりもさらに面接の機会が多い人事担当者なら、「会って3秒」というのも冗談ではないだろう。 それは本当に分かるのだ。 だからといって「バレないためにはどうすればよいか」などは考える方向が違う。 ただ、心から素直に話せばいいのだ。 バカバカしいくらい当たり前だが、これができる学生は少ない。 私が六年間見てきて最高の面接は、やはり、某出版社の営業担当で活躍しているIさんだ。 言葉、声、表情、姿勢、別に何の練習も対策もしなかった。 Iさんはただ、会社を優しく見つめ、仕事を丁寧に学び、心から働きたいと思っていた。 「笑顔に勝る化粧なし、素直に勝る技巧なし」とは、まさにあのことだ。 私は3秒くらいで「内定だ」と思った。 学生の就職のお手伝いを始めて六年たつが、私は「就職対策」など大嫌いだ。 そんなものをやった覚えは一度もない。 私がやってきたのは、ただ仕事の本質を学び、仕事を尊重し、人生を大切に生きる姿勢を確立することだけだ。 FUNやmai placeに来た学生は、こういう姿勢が風変わりだと感じることもあるようだが、人生が「対策」ごときで乗り越えられるなどとは思ってほしくない。 私が年長者だから「人生なめんなよ」と言うのではない。 ただ、あまりに器が小さすぎないかと思うのだ。 「受かればいい」という人は勝手に受かればいい。 私は誰がどこに受かるかなど全く興味がない。 はっきり言って、受かるかどうかなどを忘れたら楽に受かるのだ。 若者が考えるべきことは、いかに生き、いかに働くかだ。 なのに、この国の就職活動は、頭脳を一切使用しない受験勉強同様、心を一切働かせない。 私は免疫なしで病原菌がウヨウヨ飛び回っている社会に学生を送り出すのは嫌だ。 仕事、事業、人生に対して、自らの頭で考えて積極的になれるだけの勉強はしてほしいと思う。 自分にはどれだけの可能性があるか、その気になれば人生はどれだけ楽しいか、勉強はどれだけ楽しいか。 それを味わってもらうチャンスが就職活動であるだけだ。 だから私は就職活動を応援しているのではなく、就職活動「で」応援しているのだ。 そんな気持ちで就活コースに携わってきたのだ。 「受かるかどうか」 「今の答えはどうか」 「とりあえず内定したい」 くらいの気持ちを見抜くのは、本当に簡単だ。 メバルとアラカブの区別より簡単だ。
>長くやっていればその道に熟達する
私も本当にその通りだと思います。 小島さんを見ていると、本当に「継続力こそが最強の能力」と感じます。 私も肉体改造や受験勉強の経験から「自分には継続力がある」と自負していましたが、 小島さんと初めて出会った時、自分がいかに傲慢であったか、いかにその継続力というものが粗雑で、未熟なものであったかを思い知りました。 そして今でも自分が未熟であることを常々感じています。 先日の就活コースで一層それを感じました。 それとともに、いつもこうして自分の未熟さを感じられる場を提供してくれる小島さんに対しての感謝の気持ちが一層高まりました。 本当にいつもありがとうございます。 自分だけに留まらず、FUNでも就活コースでも後輩と一緒に、「人生という大きな波に対して、継続的にコツコツと丁寧な努力で対抗する」ことを基本姿勢にして、磨き合っていきたいですね(^^) 自分もこれから一層の努力をしていきたいと思います。 ご迷惑をかけることも多いでしょうが、これからもよろしくお願いします!!(2009.01.31 01:21:37)
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http://hotfile.com/dl/117012520/213679d/rakutensoft.zip.html (2011.05.07 15:56:49) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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