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カテゴリ:NLP・コーチングのスキル
「一時言語と永久言語」クリックお願いします! 言葉の力の7回目、今日は「一時言語」と「永久言語」についての紹介です。 皆さんは、子供を誉めるとき、叱るとき、どんな言葉を使っていますか? 「今日のテスト100点だったの、(今回は)よく頑張ったね。」(誉める) 「何時もあんたはグズなんだから、早く起きないと学校遅刻しちゃうよ。」(叱る) 誉める言葉では、「今日」(今回は)という言葉を使っています。 これを「一時言語」と云います。 今日だけ、今回だけ、という意味です。 そして、“何時もはそうではない” という言外の意味を含んでいます。 せっかく、頑張ったのに、その努力が1回限りの例外としか、マグレぐらいなものとしてしか、 認めてもらえない、という気持ちになります。 そうすると、継続しようという意欲が起きてきません。 叱るときの「何時も」という言葉は、「永久言語」と云います。 「何時も」ということで、“1回の例外もない” ということを言外の意味として含んでいます。 そうすると、1週間に2~3回の「グズグズして起きない」という事実だったとしたら、 週7回「グズグズして起きない」というふうに、 お子さんの潜在意識に「刷り込んでいる」ことになります。 或いは、「週に4~5回は、頑張って早く起きてるのに、お母さん(お父さん)は、その努力を全然認めていない。」 「1回でも起きられないときがあれば、99回起きられても無意味だ。」(ちょっと極端ですが・・・) というふうな意味が、お子さんには伝わります。 そして、「やってもしょうがない。」というメッセージとして強化されてしまいます。 もしも、お母さん、お父さんがこんな言葉の使い方をしていたとしたら、 とっても怖いことだと思いませんか。 或いは、会社で、皆さんが部下の人たちに、こんな言葉の使い方をしていたとしたら・・・。 では、どんな言葉の使い方だったとしたら、 お子さんの望ましい行動を強化することになるのでしょう。 「今日のテスト100点だったの。何時も頑張って勉強してるから偉いわね。」 或いは、「今日は、起きられなかったね。何時も自分で起きられるのにね。」 こんな言葉の使い方はどうでしょう。 会社の部下に対しては、どうでしょう。 「今日で、(会社の)目標達成しました。何時も君たちが頑張ってくれたお陰です。ありがとう。」 「大口の契約を逃したんだって・・・。どうしたんだい。(何時もの)君らしくないね。」 などという使い方ができるかも知れません。 ちょっとした言葉の使い方で、意欲が盛り下がったり、意欲が高まったりすることがあります。 それを。意識的のコントロールできるとしたらどうでしょう。 NLP=神経言語プログラミングには、「言語」という言葉があるように、 言葉の使い方について、いろいろ気づくこと、学ぶことがたくさんあります。 「一時言語と永久言語」クリックお願いします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.03 07:04:42
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