山本球の『球音日記』

坊主頭と言えば、高校球児のシンボルだ。
茶髪でだらしなくダラダラ長い髪をしている高校生よりも、何十倍も清々しく気持ちよく見える！坊主頭は誰でも似合うし頭を洗う時に楽だし本当に最高の髪型だと思う。
しかし、大産大付には“坊主頭”というよりも“スキンヘッド”と呼ぶほうが正しいんじゃないだろうかと思う選手が在籍している。
アメリカ人の父を持つ内田雄大選手だ。まだ二年生と言うことでどこまで伸びるか分からない“モンスター”を中心にした大産大付とは一体どの様なチームなのか？
レビューしてみよう！

〈投手〉
入学当時、学年トップの優秀な成績を誇っていたという頭脳派の大西投手がエース。速球のスピードは１３０キロ台前半と平凡だが、持ち玉であるスライダーやチェンジアップを織り交ぜてコーナーに投げ分ける投球術が生命線の技巧派投手だ。上手投げよりも少し腕を下げるスリークォーターという投げ方で打者もボールの出所が分かりづらいのではないだろうか？完投能力もあり、投球術にはまってしまったら抜け出せそうにない。
もし、大西投手が崩れた時でも、二番手として内田選手が控えている。
大西投手とは真逆の剛球タイプの投手で、速球のスピードを本番には１４０キロにのせてくるかもしれない。剛球は持ち味だが、内田投手は安定感に欠けるピッチングで登板させるには少し勇気がいるかもしれない。ただ、こちらもハマればもの凄いピッチングを披露する可能性は大有り！
お互いの長所を活かす事が出来れば、他校は手も足もでないだろう。だが、逆に短所が目立ってしまうと・・・大変なことになりそうだ。

〈野手〉
打線の核は内田選手！四番を打ちチームでは唯一公式戦で打率四割を超えた。
本塁打こそ出なかったが、打撃はパワフルで豪快。米国人である父の血を受け継ぎ、日本人離れしたパワーを持っている。投球とは違い、打撃は三振が少なく確実性も高い。
内田選手の打撃を最大限に活かすには彼の前を打つ打者の奮起が重要。しかし、一番の岡沢選手は公式戦の打率が三割を切る不振に陥ってしまい、本来三番である島袋選手も大不振。本番までに調子を取り戻さないと全国の舞台ではかなり厳しい。
元気のない上位打線に比べ下位打線は調子が良い。
特に、六番、七番、八番は元気が良い！本番までに打線の組み替えが行われるかもしれない。
打線はイマイチだが、守備は鉄壁。公式戦で失策はわずか３個と安定している。
虎の子の一点を守りきるそんな野球を展開してきそうだ。だからこそ、先制点は欲しいところだろう！点が入ればこちらのものだ。

〈オーダー〉
少し、いじくってみます。

一番　ショート　岡沢選手
二番　センター　宮城選手
三番　ライト　　鷲尾選手
四番　レフト　　内田選手
五番　ファースト　福山選手
六番　サード　　島袋選手
七番　セカンド　津賀選手
八番　キャッチャー　明田選手
九番　ピッチャー　大西投手

打線次第！チームのキーマンは一番の岡沢選手だろう！復調していればいいが・・・。

と、今日は一件しか書けませんでした。明日は兵庫の二校をレビューしていく予定です！