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薫風とは夏の季語で、広辞苑によれば、「南風。温和な風。かんばしい風。南薫。青葉の香りを吹きおくる初夏の風。青嵐アオアラシ。薫る風。」とある。
本来なら、青葉の香りを運んでくれるかんばしい風なのだが、今年に限ってはその風に怯えなければならない。 福島原発から夥しい放射能を運んでくるからだ。 300キロを長駆遠征し、神奈川の茶葉を汚染した事実はあらためて空は一つだと私たちに認識させる。 さて5月といえば端午の節句。 鯉のぼりは放射能の風に乗り勢いよく泳いでいる。 小便小僧は立派な兜をかぶっているが、金太郎の腹掛けがちょっと不似合いといえば不似合いである。 にほんブログ村 そこで一首 風薫る 空を泳ぎし 鯉のぼり 大きな兜は 良き子の証し お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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