世界の終わりの始まりなのか?(T_T)
ツーことで、今日は朝から青空が広がり、陽射しが降り注いでいる(^^ゞ 都心のアメダスをみると、明け方の気温は0度で、日照は十分で、風向きが北寄りから南寄りの変わったからか、午前10時の気温は8度と昨日よりも2度ほど高くなっている?(^^ゞ お陰で今日はチョイと過ごしやすいのかな?(^^ゞ とは言え、なかなか「冬眠モード」は抜けてくれないようで、まだ頭はボンヤリしちゃっている(T_T) 困ったもんだ(T_T) こよみのページによると、今日は「夕刊紙の日…1969(昭和44)年、日本初の駅売り専門の夕刊紙『夕刊フジ』が創刊しました」、「箱根用水貫通の日…1670年のこの日、芦ノ湖水を箱根山西の深良村へ引く、用水トンネルが貫通した」、「茂吉忌…精神科医でアララギ派の歌人の斎藤茂吉の1953(昭和28)年の忌日」、「道眞忌…平安時代の学者・廷臣の菅原道眞の903(延喜3)年の忌日」だとか。ところで、上でも愚痴っているように体調が芳しくないから、ザックリ短めの四方山話にしようかと思っているんだけど、どうもウクライナ情勢がヤバいようなので、軽く触れようかと思う。先日も書いたようにロシアはジョージアやクリミアに続いてウクライナの東部に侵攻を開始したようだ。ウクライナは旧ソ連の一部で、ソ連崩壊後に独立したのだけど、考えようによっては旧ソ連の一部=ソ連の後継であるロシアの一部だという考え方もないとは言えない。実際、ウクライナの固有の領土だったクリミア半島を軍事的に占領した時もロシア固有の領土だと主張してた気がする。だから、今回も似たような論理でウクライナを蹂躙しているとも言える。ウクライナとロシアでは軍事的にはロシアが圧倒してるわけで、ウクライナ単独ではあっという間にやられてしまうだろう。しかも、クリミア半島を奪われているから西側諸国、特にNATOに後ろ盾になって貰おうと考えるのは不思議じゃない。NATOに加入できればロシアに脅かされることはないし、もしかするとクリミア半島を奪い返せるかも知れないからね。これに対してロシアとしてはNATOと直接対峙することは厭だからウクライナをNATOに加盟させるなって主張してるんだけど、これってケッコウ身勝手な主張でしょ?先に殴っておいて殴り返されそうな助っ人をしないように求めるって普通はあり得ないけど、過去2回はこれが通っているからね。ジョージアもクリミアもロシアにペナルティが与えられることはなかったようだ。そもそも国際的な制裁は国連を通して行われないとイケないんだけど、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国の安保理常任理事国には拒否権があり、これによって何もできないのだ。これまでもいろいろな国際紛争で常任理事国が当事者だったり、後ろ盾だったりするから、武力による変更を認めないって標榜しつつも何もできないってことになっているのだ。ミャンマーの軍事クーデターだって中露が拒否してるから何もできないでいるし、「北」だって国連決議に反するミサイル発射を繰り返してもこれへの制裁は全くできていない。結果として国連は全く機能していないわけで、こうなると常任理事国のやりたい放題ってことになるのだ。実際、ロシアがクリミア半島を軍事的に占領してるけど国連も欧米諸国も何もできていないし、むしろ追認する形になっている。だから、ロシアも好き勝手やっているのかも知れない。今回は「ウクライナを非武装化するまで続ける」と言っているんだけど、これってロシアに敵対する軍事力をすべて奪うって言う意味で、実質的にはウクライナの現政権を崩壊させると言うことだろう。これに対して欧米諸国は経済制裁などを行っているけど、まだNATOに加盟していないウクライナにNATO軍を派遣するのは難しく、結果ウクライナを見殺しにすることになるのかも知れない。ロシアが強気なのは中国が手を組んでいるからじゃなかな?中国も香港に続き台湾を支配下に置こうとしており、これってロシアのウクライナ侵攻と論理的には同じだからね。まぁ、厳密には欧米がロシア系勢力の分離独立を認めないってのは台湾の独立を認めないと同義で、台湾の併合を認めさせるのに好都合って訳だ。つまり、中国としてはロシアを後押しするのは武力による国境の変更を認めさせるか、台湾の併合を認めさせるか、どちらに転んでも好都合なのだ。そして、台湾を併合したら次は沖縄などの南西諸島って訳だ。すでに南シナ海などを実効支配しつつあるから、もっと版図を広げようってのはあるんだろうね。つまり、ロシアが巧く行っても転んでも中国には損はないってことなのだ。今拡張主義を押し進めてるのは中国とロシアが主で、中露を後ろ盾にしてるところでも好き勝手しているでしょ?ミャンマーもアフガニスタンもそんな感じじゃないかな?また、国民の不満が膨れ上がってる地域では政府側がこれを抑え込むために非人道的なことをしていることもあり、そういうところはロシアや中国に与するから国際社会としても非難ができないってこともあるのだ。そもそも中露は常任理事国だから他の常任理事国でも掣肘ができないのだ。まぁ、これは欧米諸国もかつてはしていたことで、植民地支配などは第二次世界大戦後もすぐには解消していないからね。その反省から生まれた国際法も守らなくて良いんだってことが中露によって示されたことで世界は混沌の時代に入ったのかも知れない。あるいは世界の終わりが近づいているのかも知れないね(T_T)