カテゴリ:家族行事
「電車で行く木曽路 夏休み思い出新聞コンテスト」という記事を、朝日新聞の広告ページで見つけました。 次女の夏子(小4)の授業参観に行った妻が、 「みんなが作った新聞、上手だったわよ。びっくりした。花子ちゃんとまるこちゃんと夏子のが特によかったわね。」 と言っていたのを思い出した私は、 「木曽路に行って、これに応募してみようか。」 と子どもたちに言いました。 「だってこれすごいぞ。最優秀賞は図書券3万円だって。まあ、それは無理にしても入選でも5千円の図書券がもらえるんだぞ。入選しなかったら10円ガム10個くらいは買ってやるよ。」 と当たり付きの10円ガムを机のひきだしのお菓子箱に並べるのが好きな次女に言いました。 「いいよ、いいよ。行こう、行こう。」 と10円ガムをもう買ってもらったかのように、喜んで話に乗ってきました。 朝日新聞名古屋本社広告部の主催で、東海旅客鉄道株式会社の協賛ですので、「電車で行く……」なのですが、自動車で行ってしまいました。ごめんなさい。 馬籠(まごめ)・寝覚(ねざめ)の床・妻籠(つまご)に行きました。このあたりは「木曽路はすべて山の中である。」で始まる有名な島崎藤村の『夜明け前』の舞台となった場所です。 馬籠は中山道の43番目の宿場です。島崎藤村の記念館もあります。古い街並みが保存されています。 寝覚の床は、かこう岩が木曽川の水流に浸食されてできた自然地形です。木曽八景のひとつに数えられる名勝です。うらしまたろうが玉手箱を開けた所という伝説が残っている場所です。 馬籠では、そばを食べたり、五平もちを食べたり、大きなパフェを食べたりしました。藤村記念館にも藤村の墓にも行きました。馬籠でゆっくりしていたので、妻籠に行くのは夕方になってしまい、すでに人影がまばらでした。 夏子には、記事にできそうな面白そうなものを写真に撮らせました。三女の秋子も負けじと写真を撮っています。三女が最初に撮った写真は、土産物屋のガラスのへびでした。秋子は馬籠ではツバメの巣を撮っていて、この写真は新聞にも使いました。これで木曽路ということが分かるのかな、とは思いましたけれど。 翌日、早速新聞作りに取り掛かりました。 秋子は、木曽路で見つけたかわいいもの、というテーマで新聞を作りました。 夏子は、今は使われていないような昔のお風呂、飛脚の格好をした郵便屋さん、防火水槽の写真を使って新聞を作りました。写真も自分で選び、書く内容も自分で決めました。 私のアドバイスは、「せっかく郵便屋さんに話を聞いたんだから、そのことが読む人に分かるように、そこはカッコをつけて書いた方がいいよ。」というのと、「見出しはマジックで書いて目立つようにした方がいいのでは。」ということの2点でした。 二人ともなかなかの出来栄えでしたので、コンビニに行ってカラーコピーしておき、現物は郵送しました。 ところが、応募して1カ月しても発表がありません。応募締め切りが8月末でしたので、発表は9月の終わりなのかなあと思って待ちました。 9月27日の夕方、1階の居間で新聞を読んでいたはずの妻が「キャー」と叫ぶので、2階にいた私は、びっくりして妻を助けにいきました。 「すごい、すごい、夏子ちゃん、最優秀賞! 」 夕刊にコンテストの結果が発表されていたのです。秋子も入選していました。 次女が最優秀賞で、三女が入選。できすぎ。 よく見ると、優秀賞は愛知県の桃井さん。その子のお兄ちゃんも入選しています。入選は、秋子と桃井さんのお兄ちゃんと、それ以外に一人。「まさか、応募したのは……」 いやいや、いくら地方版広告局とはいえ、朝日新聞主催のコンテストですよ。3万円の図書券ですよ。 でも、「応募が3家族だったのでは」という思いがぬぐいきれない私でした。そういえば、募集要項には、入選5名となっていた気もするし。 担任の先生、いいきっかけを作ってくれて、ありがとうございました。 (※記事中の人名は仮名です。) ランキングに参加しています。 よろしかったらクリックして応援してください。 「新米ママ・新米パパに贈る、幸せな子育てのヒント」トップページヘ 「子育て応援広場」へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.01 18:43:24
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