さとうきびの植付
来年度は兄の廃作によりたばこが500aから250aになるためその分さとうきびを植えています。こちらでは畑に植える前に切った苗を石灰水に漬けてから植えるのが昔からのやり方です。現在では苗を倒して切らずにそのまま植える人、葉を剥いて芽を見て切ってそのまま植える人、切った後 水に漬ける人、石灰水に漬ける人さまざまです。なぜ石灰水に漬けるのか? その意味を知らずに昔から祖先達がやっているから・・ということでやっている人がほとんどです。石灰水に漬ける理由は石灰水に漬けることによりさとうきびに含まれる糖の内容成分を変化させ、より多くの水分を蓄えることができるそうです。さとうきびを植える時期は干ばつに遭うのでその対策です。今年は苗を水に漬けるための移動式タンクを作ってやっています。最近、螟虫(イネヨトウ)が増えたため水に漬けて窒息死させるためです。