医療翻訳者

先日、２月９日の私の日記（【薬漬け】も解毒ですっきり！）に研修医の方がメッセージをくれました。

「世界で日本くらいだよ、フッ素が虫歯を予防するという知識が浸透していないのは」

と言った歯医者さんをご存知というので、そう言うからには、この方はご自分の歯にもフッ素を塗ってるのでは？と思いました。

歯医者さんが実行しているフッ素塗布とは、どのくらいの頻度や濃度なのでしょうか、と質問しました。

研修医の方のブログに、そのお返事と思われる歯医者さんからのコメントがあったので、その部分を引用させていただきます。

＊＊＊ここから引用＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
私の研修病院の歯科医は「ああ、フッ化物ね。海外では効果があると言ってるし、日本でも使うようになっているみたいだけれども、正直お金かかるし、俺はやらないなぁ。結局歯を磨く必要（歯周病予防）が無くなる訳でもないからね。」と言っておりました
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とのことでした。私は、正直に誤りを認めるこの研修医の方は、すばらしい方だと思っています。
でも、もし、上のフッ素に関する二つのセリフを言ったのが同じ人だとしたら？？

　
　海外でも日本でも「効果がある」と言う方もいますが、日本でも海外でも「有害」と言う方がいます。


ちょっと探すと、色んな情報があります。有害の立場を取るものをいくつかご紹介します。

薬害オンブズパースン会議のサイトを見ると、

ふっ素洗口に関する意見書２　と　　論点整理表　があり、参考になります。

フッ素毒警告ネットワークのサイトからは、フッ素洗口による急性中毒と思われる事例があります。歯科医村上　徹さんによるものです。

日本フッ素研究会ホームページというのもあります。


余談ですが、私、仲間と一緒に、この会のメンバーの歯医者さんに、「フッ素のことを聞きたい」と会いに行ったことがあります。

訪問のお時間を約束したときは、あまり時間がない、、とおっしゃっていたような記憶がありますが（いえ、私の思い違いかも）、私たちがフッ素に不安を抱いていると分かると、なんと４０分間、フッ素の害と塗布の政治的な意図について力説してくださいました！！

「虫歯予防に反対する変な歯医者」と言われることもあるそうで、道は険しいそうです。


　
　『土佐日記』で（あまりに時代が飛んで、驚かれた方すみません）
　　
　　「をとこ(男）もすといふ日記といふ物を
　　をむな(女）もして心(試）みむとてする」
　　
　　　　　と書いたのは、紀貫之と伝えられていますが、
　　
　　「歯医者さんもしないフッ素塗布は
　　私もしてみようとは思いません」
　　
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