尖閣地権者は多額の負債の穴埋めに石原氏と一芝居打った?
結局尖閣諸島は国が購入することになったようだが、スッキリしない結末だったと思う人も多いでしょう。先に交渉していた石原都知事に黙って決めていたのだから。弟さんが懸念するとおり。下手すりゃ国賊扱い。都知事だけでなく義援金を出した有志に対して不義理をしたんだから、やっぱり円満解決というわけにはいかない。尖閣地権者の弟「石原氏に黙って売れば、私たちは裏切り者」週刊ポスト2012年9月21・28日号 石原慎太郎・東京都知事が尖閣諸島の購入計画を表明したのは、今年4月のこと。方針への賛同者から約14億円の寄付金を集め、9月2日には、都が購入に向けた周辺海域の調査を行なった。 しかし事態は急変する。5日、「20億5000万円で売ることで、政府と地権者が合意に至った」との報道が出たのだ。これに対し石原氏は、「地権者は『合意していない』といっている」と否定するなど、尖閣諸島を巡る両者の見解は大きな食い違いを見せた。 真相を知るのは、売却先の決定権を持つ地権者だが、その実弟・栗原弘行氏は困惑を隠せない。「報道の時点で合意したとは聞いていない。もし記事が事実ならば、国や都から正式発表があるはず。私たちは都と売却話を進めてきたし、都も購入額を算定するために経費をかけて実地調査してきた。石原氏に黙って国に売却したとなれば、私たちは裏切り者になってしまう」お兄さんはなんでそんなことをしたのでしょう。おいらはこう読んだ。(なぜそう思ったかは後述の参照記事などを参考に)石原氏から尖閣購入を持ちかけられた際、借金の返済が出来ればいいなあと目論んだ。とりあえずふっかけるかと法外な額で都に呈示。ところが、都は世間の常識からして妥当な額は20億が上限だと突っ返す。そして都は正当な評価額を算出するために現地測量調査を始める。もしかしたら20億にもならないかも、それに義援金は15億弱だし。都議会で通らなかったら15億しか手に入らないことに・・・と焦り出す。そこに、都と20億3000万円のあたりで交渉していることを知った政府が20億5000万でどうでしょうと持ちかけ、その話に飛びついたという流れでしょうか(笑)石原知事「寄付金は活用策のため基金化」と表明 「うっちゃり食った」と無念さも【msn産経ニュース】http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120911/lcl12091120580002-n1.htmちなみに、栗原氏は前の地権者から1970年代に4600万円で購入している。いくら物価が上昇したとは言え、すごいふっかけ方。借金の返済に困ったら素性のわからないヤツの手に渡るかも知れないよと、人の足下を見ているのでしょう。結局、石原さんをダシにして国の購入金額をつり上げたんじゃないかと思われても仕方ない。地上げ屋?ざっとネットで調べただけでも良い噂はないね。地上げ屋とは書かれていないが不動産業、貸しビル業も手がけることは事実(笑)先祖が庄屋で大地主の実業家で、筋の良い資産家ではあるようだが、 以前島に灯台を建てたのは○暴の傘下の右翼団体だ。勝手に上陸したと言うかも知れないが、そういう勢力との付き合いがあると疑われる状況だ。さっきの読みとは別に、得意の大胆な仮説をたてると、というか妄想だけど(笑)もしかしたら石原都知事もうっちゃり食ったフリして同士の借金返済に一役買った役者かも知れない。実際、石原都知事は暴力団に都税をつぎ込もうとしていると指摘しているブログも見かけた。悪く解釈すると、健全なる愛国主義者から義援金をせしめようとした武闘派右翼の茶番劇ってことか・・・。右寄りにもいろいろあるけど、右側同士の抗争の火種を作っている場合ではありませんよ。敵は隣国。石原さん、義援金の使い方を間違えたら詐欺で訴えられますよ。さらには、融資元がメガバンクですよ。回収のためにつながっているのかなあなんて勘ぐりたくもなる(笑)焦げ付くよりはましだけど、その原資は税金。地権者がそんなえげつないことをする背景には多額の負債が見え隠れするのだが、その情報源はここ。尖閣諸島地権者に「負債40億円」が発覚! 【週刊文春】http://shukan.bunshun.jp/articles/-/1656文春もこう言う切り口が大好きですね(笑)正確に言うと融資額が40億円を上限に設定してあって、実際の負債はそこまではないそうですけどね。そろばん勘定がどうなっているかというと。総務省は2002年から、年間約2,450万円で賃借(魚釣島2,112万円、南小島188万円、北小島150万円)。2年で元をとったということ。それで10年の契約期間がもうすぐ切れるわけだが、この10年で2億5千万円もの税金が・・・。それで今回の購入ということで20億5千万。4600万が23億になったと言うことです。うらやましい~栗原氏の本業?である結婚式場の事業が傾きだしたのが2000年頃と言われる。それで国が賃借を始めたのが2002年の自民党政権下。こりゃ石原つながりで裏で何かあるかもね。都が尖閣を購入するという話も、この契約期間満了にあわせたかのようなタイミングだし。これも石原氏と茶番を演じたことを疑う状況証拠(笑)疑いだしたら切りがない。それにしても借金返済のマイナスがなければウハウハだ。辺境の離れ小島がね。これ以外に資源の採掘権とか周辺の儲けもあるんでしょ。こう言う裏事情を知ると、この騒動の印象ががらりと変わるでしょう?(笑)国を憂う国民が義援金を出したという美談ではすまないのかも知れない。偽善的な話しとしては24時間テレビみたいだ。お金に余裕があるときに愛国心から尖閣を購入したようだが、今ではお金に困ってこんなえげつないことをしていると言うことですね。石原さんがポケットマネーで買っておけばよかったんだよ。最初の地権者から買っていれば5000万ぐらいで買えたから。本業が今でも上手くいっていれば、今回の騒動でも同士の石原さんに島ぐらい寄付するよっていう話になっていたのかも知れない。おカネってほんと人の性根までねじ曲げてしまう恐ろしいものだ。「国購入が本来の姿」 地権者の男性がコメント【msn産経ニュース】http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120911/lcl12091122250003-n1.htm今更、国が所有するのが本来の姿だというが、じゃあなんでこれまで国に寄付もせず売りもせず個人所有していたんだか。なんか矛盾している。心ある人に諭された???この「心ある人」て意味深だね。ケツ持ち以外と言う強調での意味か、ケツ持ちを立派な人だと言いたいがための装飾なのかわからないけど。年に数千万もの賃借料を払ったけど、今となっては無意味なことに。当時は、買うと目立つから国民がわかりにくいように賃借でこっそりと言うことでしょうけど、結局、国が買うならこれまでの賃借料を返上させて相殺してもいいんじゃないか思うよ。こんな辺境の小島でも多額の金になるんだから。おいらの辺境の竹藪もなんか金にならないものか(笑)温泉以外に何か出るかも知れない。金額はともかく、事後報告でテーブルに頭を付けて謝られてもね、義援金を出した有志は納得いかない部分もあるよ。がっかりだ。買い取らないなら義援金を返金せよ!と都知事にいう有志がいて然り。まあ、おいらの場合ははした金だから返金はいいですから(笑)でもね、栗原一族の借金を返済するために義援金出したのかよって後味の悪さが残る。本来なら取得額の4600万円の十倍ぐらいで5億も出せばいい話だと思うけど。20億とはずいぶんな額。裏切り者の税金ドロボーと罵られても仕方あるまい。後味が悪すぎて、石原さんもグルになって同士の借金の返済に加担してたのか?って疑いたくなるけれど、うっちゃり食ったっていうのが本心ならば、地権者を引きずり出して義援金出した有志に対して釈明させなよというのが本音。テレビで匿名扱いなのは本人の安全面の配慮かなと思ったけど、週刊誌では一族そろって実名だよね。隠す意味があるのかと思うが、その事情はケツ持ちの存在なんだろうか。この業界何でもそうだ。後味が悪いので書き殴ったけど、そうは言っても、地権者が破産して尖閣諸島を隣国の末裔が競売で競り落とすなんてことになったら大変。石原さんが地権者にだまされたのか有志をだましたのかは釈然としないが。もし、国民を欺いてでもこの人を助けておかなければ大変なことになると憂いての話なら、だまされてあげても良いけどね。ヘタレの野田政権を悪者にして世論を煽れば法外な値段でも買わざるを得ない状況になるか、仮に芝居だったとしても一石二鳥だったのかな(笑)結果オーライということで。すぐに政権交代で14だか15億の義援金も有効に使っていただけるでしょう、と期待しています。でも40億くらいなら、景気の良い成金シナ人が100億出すとか言うかもよ(笑)中国の領土だと思っているからあり得ないけど。地権者も売る気はないでしょう。それより水源とか、北海道を買い占められないよう気をつけないと。人ごとながら、来年だか再来年の確定申告は大変だ。納税した分が値引き額と言うことで財務省は期待するも、負債とか節税でどうなるんだか。ああ、おれもそんな桁まで数字を埋めてみたいよ。と愚痴の一つも書いてみる。ちなみにこんな地権者サイドの反論がありますので紹介しておきます。こんなの読むとなおさらスッキリしないよね(笑)尖閣諸島「カネに困って売るのではない」地権者の実弟が反論【NESポストセブン】http://www.news-postseven.com/archives/20120911_142251.html噴飯物だね。じゃあなんで20億よ。その意味が理解できない。負債額相当じゃないの?きれい事なら寄付するとか、ヘリポート仮設費用とか取得価格に少し上乗せするくらいで良いでしょう。あまり説得力がない。民間人がよく守ってきたとは思うけど。そんなに崇高な理念で耐えてきたのならば、15億ほどの義援金でも十分だったと思うけど、我々の厚意を踏みにじりやがって。結局本の宣伝か。そこでこの記事尖閣譲渡「バブル時代には350億円提示も」地権者実弟明かす【NEWSポストセブン】http://www.news-postseven.com/archives/20120912_142418.html売る側にしてみれば、350億を断っての20億なんだから安いもんだと言いたいのだろうが。買う側からしてみたら、4600万が20億かよって感じでしょ?譲り受けたときの兄の志は高かったけど、弟の事業の失敗の穴埋めをしてもらって今は背に腹かえられないんだと言ったところでしょうか。おいらが地権者の立場なら、でも政権交代するまで待っている。政権交代してしかるべき政府に譲渡する条件付なら都でも良いけど・・・。そんな姿勢かな。今の政権に売るくらいならねえ。変な外国人に売り飛ばされるよりかはましだから、よくこれまで我慢したということでこの辺で納めておきましょうか(笑)↓ポチッとクリックして応援してくださいね。どれか1つでOKです。↓