昨日12日(金)19時からのNHK交響楽団定期公演のFM生中継の録音から
ミスターSの愛称で知られる巨匠スタニスラフ・スクロヴァチェフスキさんの指揮でブルックナーの大曲「交響曲第8番」ノヴァーク版を聴く。
82歳のご高齢でも相変わらず精力的に指揮活動されているミスターSさん、恐らくN響の指揮台に立つのは今回のチクルスが最後とおもわれ、何故ならご周知のようにゲルト・アルブレヒト氏の後任で読売日本交響楽団の次期音楽監督に就任が決まりました。
過去にもN響との演奏でブルックナーはもとよりベートーヴェンなど数々の名演奏を披露してくれましたが今後は読響との、より一層の深い絆で結ばれるわけで今後の読響との演奏会、大いに楽しみでもあります。
さてブル8番、最近生でよく聴く演目でもあります。
スダーン/東響の名演は記憶に新しいところですし、ハイティンク/ドレスデン管の超名演もありました。
ミスターS/読響とのコンビでは4年前くらいに池袋の芸術劇場ホールでの演奏会に感動したことを憶えています。
そして今回のN響とのブル8、素晴らしい演奏です。特に3楽章が特に素晴らしい、各声部の旋律がくっきり描かれています。終楽章のフィナーレ、コーダではミスターSさんらしい颯爽とした終わり方です。
早速BRAVO!の声、もう少し余韻が欲しいところですがミスターSさん、早々と指揮棒を下ろしたのかも知れません。
管理人も今日のCプロ二日目を聴きにまいります。
今日の東京のお天気は生憎雨模様ですけど3階後ろの自由席は1,500円のリーズナブルな価格。
特に予定のない方は是非NHKホールに足をお運びください。午後3時開演です。
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