蔵元見学・秀よし秀よし(鈴木酒造店)は元禄2年に創業。酒名は秋田の佐竹藩主より頂き、藩の御用酒となる。 それ以前の御用酒は清正という名前で、 それに勝る武将は秀吉公であろう、というところからなまえがついたそう。 一方で、「秀でて、よし」という意味もこめられている。 立派な門構えに、年代を感じさせる造り。 入り口をくぐると、庭に不思議な木がありました。 桂の木に、桜が宿り木をしている。 これは自然にそうなったものだそうで、 「桂桜の木」といって縁起がよいそう。 案内をしてくれたのは、秋田美人のOさん。 とても柔らかい口調で、蔵内を案内していただく。 まだ入社して間もないとのことで、説明してくださる様子がさわやかで、 新鮮な印象をうけました。 建物の中には、代々伝わる兜や装飾品などの古美術品、伝統工芸品が。 17代当主(先々代)は書をたしなんでいたそうで、 ご自身の文鎮コレクションなども展示されていらっしゃいました。 お酒数種、酒粕の甘酒を戴きました。 |