|
|
|
|
| +HOME +Diary +Profile +Auction +BBS +Bookmarks +Shopping List |
│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く |
「あの人何だかヘン」
そう言うあなたはどうなんだ? と、問い返したくなります。 そう言うあなただって「ヘン」ですよ、 と、切り返したくなります。 しかも、「公務員は」とか「教師は」と職業を一括りにして その職業に就く人たちを同じ色として論評するのは明らかな間違いです。 中でも精神を病んでいる人たちへの偏見はほとんど差別と言っていいでしょう。 会社へ出勤する格好をして毎日精神科のデイサービスに通っている人も居るほどです。 自分自らの中にも差別を抱えているのでしょうが、 いくら「勇気を持って」と言っても精神を病んでいる人たちへの世間の差別は並外れています。 前の事件を忘れてしまうほどの犯罪が次々と起こります。 理解不能な、あってはならない凶悪な犯罪が起こったとき、 マスコミは次々とその犯罪者の情報を伝えます。 精神医療に関わる者にとって一番やり切れないのは、 犯人あるいは容疑者が精神の病気を抱えているということを報道などで知ったときです。 実際のところ精神医療を受けていない、 いわゆる健常者の犯罪率の方がはるかに多いのです。 人を個別に見ていく、 さらに分け入って、その人の中に在る違いも見ていく、 それはからだの動きと同じです。 真似をしたり、それらしい振りではない自分自身の動きをするのです。 今は出来なくてもその方向を大切にするのです。 からだの中に潜り込んで、からだの中に起こる変化を繊細に感じ取るのです。 自分のからだの動きができるようになれば、 「あの人何だかヘン」は「あの人面白い」になり、 「あの動きは今まで見たことがない」となり、「あの人の表現」として感じられるようになります。 「敗戦後、私は、私自身の裏(なか)の虚脱と混乱の状態から抜け出すために、他の人のいうことをそのまま信ずることを一切止めて、私自身のからだの実感を持って、確実に信ずることのできることだけを頼りにして、一つ一つ丁寧に何回も確かめるという方法によって歩き出した」(野口三千三) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||