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テーマ:政治について(19783)
カテゴリ:政治・行政
地盤無し・看板無し・カバン無し。
私が立候補したのは地域(大字)ごとの推薦がモノを言う町会議員選挙。 地元では私を含めて3人が立候補していましたが、私以外のお二方で住み分けをされていました。 当然、選挙期間突入前の評判では「倉橋英樹は最下位確実」。 結果は親族も驚いた6位当選。 公費負担してくれる選挙ハガキも一切出さず、手伝いに来る人にも「無理しないで。これたらでいいよ」と言い、町内で最も人がいない事務所だったと思う。 ハガキを出さなかったのは、町の財政を良くしたいのに、選挙中から公費に頼るのは自分の意に反すると考えたからです。 「友達なのに届かなかった(怒)」と言う人、許してね★ 単純に50円×800=40000円の無駄?な出費削減はできたからさ。 ただ、あんまりにも遠慮し過ぎていたから、逆に(良い意味で)怒ってくれた人もいる。直せれたら、直したい←無理そうw それじゃあ、何をしたのか。 選挙カーで回って、自転車で回って・・・ふつうのことばかり。 特筆すべき事はあまりやっていないと思う。 違うことをやったと言えば、相手陣営の選挙ポスターが剥がれているのを発見したら、その事務所まで赴いて「○○のポスターが剥がれている。直しに行くといいですよ」と助言して回った。 ある候補は殆どのポスターが剥がれていて、「もう全部回ったほうが・・・」と伝えた。 これでかは分からないけれど、選挙中、すれ違う選挙カーからの声援(お互いの健闘を祈る礼儀的挨拶)もそれ以降、感じが良くなったと思う。 選挙戦を気持ちよく戦える事は、自分の笑顔につながる。気持ちも落ち着かせられる。持ち味である(?)ジョークも飛ばせるようになる。 ある日の朝、駅立ちした後、自転車で西方を回っている途中、トラックに積んでいた大きな荷が木にぶつかり目の前で落下した。道路は封鎖状態。 警察が来るまで近所の方と交通整理をした。警察が来たので、選挙運動を再開しようとしたら、近所の方が「下敷きにならないで良かったね」と声を掛けてくれた。 私は、「当たってくれたら、同情票がもらえたんですけどね。残念です(笑」と返してその場を去りました。 自然体で運動できたのが、一番だったのかなぁ、と振り返っています。 ギスギスがちがちでは、良い表情で対応できないだろうしね。選挙は楽しんでナンボのように青二才は考えています。 *追記* 自転車で回っている途中、中学の時に夭折した友人のお墓に寄った。お墓には誰もいなかったし、運動員には内緒でいった。選挙運動としてはダメな候補だろう。 彼は生前、私を評価してくれていた。私はそれを知らなかった。彼は悩みを多く抱えていた。私はそれに気付いていなかった。お葬式にも顔を出していない。 もう一度、彼のお墓に顔を出そうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.24 14:54:06
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