テーマ:癌(3513)
カテゴリ:乳癌
内海聡医師のfacebookからシェアします。 内海 聡 6月18日 · 女性は乳がん検査でだまされている! イーサン・A・ハフ 病気を治療し健康になるためには、薬や手術が必要だと信じてくれる人がいるおかげで、西洋の医療は成り立っている部分が大きい。そのため、研究では、事実の操作、統計結果の歪曲により、新しい治療法や薬の良い面ばかりを描き、同時に発生するリスクを覆い隠すことが頻繁に起きている。効果があると言われている乳がん検査も例外ではない。マンモグラム (乳房X線写真)は多大な恩恵をもたらすと、しつこく騙され、信じ込まされている。本当は、ほとんど無駄なことが示されている。 癌の研究では、ミスマッチド・フレーミング(mismatched framing)というテクニックを使い、副作用は「絶対値」で表し、利点は「相対値」で表すようにしている。同じ事実に対し、異なる尺度を使えば、(真実とこじつけることは可能だが)結果は詐欺になる。 25%の意味 ある統計では、定期的な乳癌検査によって、乳癌の死者が〔相対値で〕25%減ると言っている。それは相当な効果だと思われるだろうが、本当のところは、定期検査を受ける女性千人につき、命が救われる女性が〔絶対値で〕一人増えるだけだ。検査の有無に関係なく言えば、女性千人につき4人が乳癌で死ぬ。検査を受けた女性だけで言えば、女性千人につき3人が乳癌で死ぬ。この4人から3人に減ったことをもって、25%の削減と言っているのだ。 そして、話はまだ半分だ。検査を受ける千人の女性の20%(200人)が、手術、放射線、化学療法で不必要な治療を受けることになる。検査結果が不正確なため、最高500人が不必要な生検(バイオプシー)を受ける。この途方もない危険については語られることはなく、25%の死亡率削減という欺瞞の数字を使って女性を検査へと誘惑し、熱心に検査を推奨し続けている。 https://www.facebook.com/satoru.utsumi?fref=nf お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月18日 15時19分32秒
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